子供のワガママに付き合わない
イジメ問題について
大人や周囲の人間が、当人のSOSに気づく事が必要だと言われてますけども
SOSに気づくなんて現実には難しく
実際にはそんな簡単な事ではありません。
以前より、ちょっと調子がおかしいんじゃないかと思っても
それがSOSだなんて気づくなんて難しいんですね。
直接問いただしたところで、本人は大丈夫だと言うだけですから。
それに過剰反応するわけにもいきませんし。
第一子供たち本人の問題ですから
そこへ大人や周りの人間が無理やり介入してしまうと
余計問題をこじらせてしまいかねないんですね。
だからといって放置しといた方が良いと言ってるのではありません。
大人が子供のSOSに気づくんじゃなくて(もちろんそれも必要ですが)
事実を自分の方から言えるような環境作りや
ちゃんと自分からSOSを発信して
助けを求められるように教える事が大事です。
つまり、これも教育です。
子供は世の中を知りませんから
自分で何とか出来ないものは、何をしても解決は出来ないと思い込んでます。
自分の世界の中でしか生きてないのです。
そしてこれは、悩みを抱えてる人全般に言える事でもあります。
何かあったら言いなさいとか
イジメられてるのか?と聞いても
アンケートを実施してもそうですが
そんな事でイジメられてる本人が、真実を語るわけがありません。
そんな簡単に言えるような事なら
自殺にまで至るような問題にはなってませんよ。
自分から本当の事を言い出せないから苦しいんです。
イジメの苦しみは本当にツライものです。
私にも同じような体験がありますからよくわかりますが
ここで話すと長くなるのでやめときますね。
しかし本当に苦痛で、自殺を選択する気持ちは私も同じでした。
もう無理や、ここまでやと思ってしまうんですね。
苦しいから解放されるためにという要素もありますけど
苦しいからよりも、イジメの求めてくる要求に当人が応えられなくなり
ここまでやという思いが大きくなって
最終的に自殺を選んでしまうんですね。
だから問題を自分の中で抱え込んで
別に誰かに言おうなんていう気はないんです。
むしろ放っておいてくれと思ってるくらいです。
ただ、誰か早く気づいて、何とかして欲しいという想いは
いつも思ってるんですね。
イジメの本質がわかってない人間が、表面的に取り組んだところで
この問題は何も解決しません。
しかも大人の側の都合で、一方的に問題を処理しようとしますから
それで一見イジメが収まったように見えても
子供側にとっては、何の問題も解決してないんですね。
私はこの問題にも真っ向から取り組みますが
こればかりは本人さんや周りの人たちで協力して取り組まないと
それこそ私の力をお貸しする事も出来ません。
心理カウンセリングには守秘義務があります。
勇気を出してイジメの事実を打ち明けても
他の誰かに漏れる事は決してありません。
それが例え親であっても、学校の先生であっても
カウンセリングの内容が漏れる事はありませんよ。
秘密は守られますので、本当に勇気が要ると思いますが
どうか一緒に、イジメの問題と向き合っていきましょう。
本当にツラければ、逃げたっていいんですよ。
逃げるのは敗北でも何でもありません。
聞き取り調査でイジメの実態を暴くのではなく
普段からの話し出しやすい環境作りこそが
まずは今後求められる、必要な努力だと思います。
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必ず目を通します。
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