何でも仕切りたがるのは、心に余裕が無い証拠
皆さま、神頼みの本当の意味って知ってますか?
神頼みって何だと思いますか?
一般的には何か願い事が叶うようにと
神様にお願いするのが神頼みだと思われてるようです。
そしてそのようにひたすらお願いしても
神様は全然聞いてくれませんし、たいていは叶いません。
しかし叶わなくても神様のせいにはしませんし
自分の努力が足りないからだと、自省しますよね。
もちろん中には神様のせいにしちゃう人もいますが。
でもよく考えてみてください。
自分の事ばかり一方的にお願いしといて
そんな都合良く願いを聞いてくれるわけがないんですよ。
ほら、誰か人にものを頼むのでもそうですよね。
普段は自分勝手に振る舞っといて
いざものを頼む時になったらお願いを聞いてくれだなんて
そんな厚かましい話はありません。
誰が「よし、君のために一肌脱いでやろう」なんて思えますか?
それでもし願いを聞いてくれなかったからといって
その人のせいになんて出来ませんよ。
もちろんその事がわかってるから
神頼みでも神様のせいになんて誰もしませんよね。
つまり、神頼みって人にものを頼むのと一緒なんです。
人頼みだってそう。
他人に頼るのが人頼みではなくて
お願いしますと頼むのが人頼みなんです。
それでやってもらいたければ(つまりは叶えたければ)
今までの事を反省して謝るんです。
だからお願いしますと、相手に頼むんです。
神様に頼むんです。
ですから神頼みをする時は
これこれこういう事が叶いますようにじゃなくて
今まで好き勝手な事をやってきました
これからは反省して努力しますので
どうぞ私の願いを聞いてください・・・。
と、これが本当の神頼みなんですね。
叶えてくださいじゃないんです。
単に聞いてくださいというだけのものなんです。
反省の意味を込めたお願いですね。
どうでしたか?
おわかりいただけましたでしょうか?
決して願いを叶えてもらうものが神頼みではないですよ。
でもあとでこっそり広辞苑を取り出して
本当の意味を調べないでくださいね。
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