素晴らしい京文化

2010年11月10日

私が最近よく言ってるのが、京文化の良さについてです。
こういった昔からの良き文化が失われつつある今
改めてもう一度見つめなおしてみるという事をしてみたいと思うんですね。

例えば日常生活の出来事で、たとえ相手の方が悪かったとしても
今のはあなたが悪かったでしょ！？と言うより
お互いがすみません、ごめんなさいねと言った方が
完全に相手が悪かったとしても、言われた方も気分が良いですし
本当にすみませんでしたという気持ちにもなり
素直に反省も出来ます。

しかし一方的にあなたが悪い！と言われたら
たとえ自分で悪かったとわかってても
やはり反発心のようなものが湧いてくるのは仕方ないんですね。

お互い自分が至らなかったからトラブルが起こったんです。
気を付けろ！じゃないんです。
自分も気を付けてなかったんです。
それはお互い様という事であり
これぞお互い様の精神、心というわけですね。
まさに京文化の誇りです。

普段からこの精神を心掛け、身に付けていれば
相手に気を付けなさいと言われて
お互いが気まずくなる事もありませんし
自分から、次からは気を付けようと前向きになれます。
お互いに気分が良いのです。

もちろん犯罪などの明らかな悪事はこの限りではありませんが
普段のちょっとしたトラブルなんかは
何もわざわざ自分から角を立たせなくても済むんです。
お互いに気分良く過ごしたいですもんね。

他にも京文化には沢山良いところがあると思います。
観光や歴史ばかりだけではなく
普段のこういった、生活の中の文化も大切にしていきたいですね。