脳を騙す習慣化プログラム

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

あなたは高いところが好きですか?
私は子どもの頃のトラウマで、建物の中なら平気ですが、外の高所ではしっかりした手摺がないと足がすくみます。

ツインタワーアオリと見下ろし

恐いのは高所だけでなく、状況が分からない暗闇にも足を踏み入れたくないでしょう。

このように人間や動物には、危険な状況に近づかないための生命を維持する生存本能があります。この本能は、潜在意識の中で思考や行動を制限しています。

「現状から動かないのが安全!」と考える脳には、変化を嫌うクセがあります。自分の存在を一定に保つことで、自己崩壊をしないようにし、自己を維持する「恒常性維持」これも本能の一部です。

※恒常性維持とは、病気の原因となるウイルスや細菌が感染したり、癌細胞が発生し多少増殖をしても、常に体の環境を快適で一定した状態を維持する機構が備わり、生体環境を正常な状態に保とうとする。これを生体の恒常性の維持機構という。(専門書から引用)


この恒常性維持機能は、思考や行動に影響を及ぼし大きな変化に抵抗するのは、こういった恒常性維持が働いているからです。

つまり、恒常性維持機能が影響しているトラウマや生活習慣を変えるのは、小さく少しずつ変え、変わっていることを脳に気付かれないように上手に騙すしかないということです。

私がこのブログ記事を毎日アップする1000日修行は、この脳のクセを利用して成功しました。

最初は無理をせずに一週間に1記事アップを4週続け、次に一週間に2記事アップを2ヶ月間続け、最後に一週間に3記事以上を3ヶ月間続け、ほぼ定着できたので毎日アップする1000日修行を始めました。ずいぶん気の長い話しでしよ(笑)

自分に適した期間で無理なくモチベーションを保てる習慣づくりこれが習慣化プログラムです。習慣化プログラムは継続に繋がる大切なスキルでコーチングによって作り込んでいきます。

これを一度、実践すると、何かを継続したい時に、応用がきくようになります。





終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。


今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように




下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「コーチは傾聴より質問力」
コーチが行なう習慣化プログラム




【小さな実践】
どのようなことを習慣化プログラムにするか決め、長期的な計画でノートに書き出してみる


 

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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