自分で行なうビジュアルセルフコーチング
今日は「価値基準や判断基準の引き出し方」についてお伝えします。
研修やセミナーなどで、自分の価値観や強みを引き出す時に、よくノートに書き出したりするワークがありますが、たいていの人が20も出れば止まります。
限界突破にはちょっとしたコツがあります。 私たちは無意識に、よく出て20くらいしかでないだろうという制限をかけているので、書き始めの時に「100くらいは出るだろう」と言葉に出して書き始めて下さい。
20くらいまでは顕在意識の領域なので数分もあれば書き出せますが、ふ~んって感じの平凡なものしか出ないので、100くらい引き出す勢いでやってみるのです。
「もうこれ以上出てこない」いやいやまだ出ます。そこからもう一歩限界まで・・・「もうムリ!」このくらいから、やっと潜在意識の扉が開いて新鮮なキーワードが湧き上がってきます。
ここまでやれば50くらいは出ているはずなので、その中から共通しているものをピックアップします。
それらのキーワードを組み合わせて足したり、引いたり、ずらしたり、視点を変えたり、組み替えたりしているうちにハッっと閃いて、あなたの思ってもないキーワードを発見できます。
さて、これから実践で書き出すことは、あなたが無意識に選択している価値基準や判断基準になる言葉。
例えば、 次の中で、ポップや広告の中のどんなキーワードに反応しているのかをチェックします。
限定品・格安・拘り・特別・国産・軽い・重量感・重厚・分厚い・軽量化・速い・穏やか・静かな・輝く・キラキラ・湧き出る・気付き・閃き・清流・涼やか・責任・腑に落ちる・資格・合格・信頼・人間関係・偽善・安定・安全・永久・不滅・健康・スキル・リソース・経験・実績・頑丈・リーズナブル・高級・繋がり・伝える・教育・家族・社会・信念・自分軸・夢・目的・理念・達成感・高み・友・笑顔・習慣
これらのキーワードは、プライベートや仕事で、私自身の価値基準や判断基準になっています。10分ほどで50くらい書き出しました。
これらのキーワードの中に、過去の経験や現在の仕事に関係している閃きキーワードが多く含まれているので、抜き出してパズルのように組み替えてみました。
私の場合は、人間関係の繋がりとか、安心や信頼関係のもとで人に伝えるとか、現在の仕事に繋がるキーワードがたくさん出ています。
言葉遊びのようですが、今まで観えていない自分のマインドセットの一部を垣間観ることができます。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「やりたい事→やりがい→天職を見つける」
やりがいは3つの意識で探す
【小さな実践】
あなたの感情が動く言葉を100ノートに書き出してみる