認知フィルター「一般化」【認知】2

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

前回から「自分で行う認知行動療法【認知】1」の話をしています。

一般化


誰にも「口癖」はあるはずです。同じようなシチュエーションで出てくる口癖。今回は、下の図の脳の認知フィルターレンズの中の「一般化」の話。

ケースフォーミュレーション

数回あった失敗や不運な出来事を、「いつも」「すべて」「絶対」というような言葉で常に起きるコトだと思い込んだり、相手に言ったりする認知フィルター。このような言葉のウラには固着した思い込みがあります

私は言い訳じみた話になると「皆んな◯◯してた」「誰でも知ってる」「当然◯◯だよね」「ぜんぶ◯◯だった」と、一部のコトを全てがそうであったかのような言い方。これも「一般化」です。

私がこういう言い方をするとパートナーが「皆んなってどのような人たちのこと?」すると私は「自分の周りにいた人だよ」すかさずパートナーは「それって一部の人だよね」

相手の拒絶を恐れる心理は、一般化のしすぎから生じます。一般化をしすぎなければ拒絶されたとしても、それほど致命的に傷つくことはありません。

このような認知フィルターの歪のひとつ、「一般化」の思考パターンを理解することは、感情を否定するものではありません。誰にでもある思考の偏りに気付き、それを修正するためです。

次回は「「一般化」でよく使う思考パターン【認知】3」認知フィルターの歪について、さらに深く掘り下げようと思います。




終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。

この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。



今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。

あなたにも気付きがありますように




下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。

「言い換えで短所を長所にする」
会話のクセの話




【小さな実践】
学んだことは、まず自分で試して改善や応用を繰り返しながら継続し、最終的に習慣にすること。加えて、学んだことを必要な時に必要なスキルを使い、肝心な時に使うことを忘れないこと


 

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