早朝の2時間は宝の山
先の見通しがまったく観えない現状で、不安に思ったり視野が狭くなって身の周りで何が起こっているのか解らなくなった時に、自分で行える「ライフチャート」というワークをシェアします。
ライフチャートに書き込むと、現状を可視化できるし、何が起こっているのかある程度、明確になるので物事に冷静に対応できます。最高が「10」で最低が「1」で塗りつぶし、あるモノや足りないモノは別紙に書き込むと良いでしょう。
最初からライフチャート全部を埋めなくても良いので、どのジャンルからスタートすると、前向きに行動できそうか家族で考えてから始めて下さい。
ライフチャートを使い、日頃から気がついたことを文字にする習慣を身につけることでアイデアが浮かんだり、自分がコントロールできることが明確になります。
無いものや困ったことに意識が向き過ぎると視野が狭くなりますが、できていることや持っているモノに意識を向けると安心感が生まれ、解決に向かって行動できるようになります。
現状であるモノ、できていることは
・家族とコミュニケーション取れている
・助けてくれる人がいる
・食料では困らない
・このようなリソースがある
逆視点からも可視化できます。ライフチャートの「生活環境」が「8」だとしたら、足りない「2」は何だろうと考え、これがあればより良い状態で前に進める「2」を書き出してみる。
例えば、生活環境であれば、「モノが散乱していて落ち着かないから家族で断捨離をしてみる」「生活習慣を変えてみよう」このようにできていないことや足りないモノを可視化し、要求を埋めていくと良い状態にもっていくことができます。
ライフチャートは、家族の要求を引き出す切り口として使えるので、もし個々の要求が満たされたとしたら、どのような状態になるのかを家族で一緒に考えてみると、本当に望んでいることが観えてきます。
新型コロナウイルスの感染もいずれ収束します。その時に社会がどのように変貌するのかを想像し、そこに向かって今からできることを始めておくことが大切です。
私たちの学びはこの苦難の中にたくさんあります。正しい情報を整理しながら、自分がコントロールできないことは考えず、コントロールできることに時間を費やしましょう。
あなたにも気付きがありますように
ライフチャートを書き込みする際にコーチングしてもらいたい方は「オンライン寺子屋コミュ」またはブログのメッセージで連絡を下さい。無料でお手伝いします。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「ライフチャートで幸せ度を視覚化し足りないものを具体化する」
セルフコーチングできるワーク
【小さな実践】
ライフチャートのジャンルを書いた別紙を用意し、「できていること」「要求すること」を家族で書き込んでいく