早朝の2時間は宝の山
今回は数年前に、私が学んだNLPのメカニズムをコーチングに応用する方法をお伝えするつもりですが、「NLPって何?」と初めて聴く方も多いと思いますので、NLPの考え方からお話しますね。
私たちがどのように現実を捉えて行動しているか、行動したことで何が起こって変化、成長するのかを、少し専門的になりますが聞いて下さい。
NLPは、人が人生の中でどうのように変化し成長すのかを理解する上で、もっとも解りやすく体系化した人間心理とコミュニケーションに関する学問です。
そもそもNLPは何?というところから入ります。NLPは、Neuro/ニューロ(五感)・Linguistic/リングイスティック(言語)・Programming/プログラミング(プログラム)(神経言語プログラミング)の略です。
私たちは、経験・体験した出来事を五感(視覚・聴覚・体感覚・味覚・臭覚)を通して認識し、言語や非言語によって意味付けをして記憶に定着させています。
生まれて今に至るまでの環境や経験・体験から個々で意味付けをし、固定観念や価値基準をつくるので考え方や生き方、刺激に対する反応に一定のパターンができます。これをNLPで「プログラミング」と言っています。
「刺激(出来事)」→「プログラム」→「反応」→「結果」
このように形成されたプログラミングにより、刺激に対してパターン化した反応が言語や行動になり、あなたにとってプラス、或いはマイナスの結果になって出てきます。
例えば、
怒っている相手に対して「逃げる」人、「切れる」人、「どうしたの?」と聞く人、人によって様々な反応があるのは、組み込まれた「プログラム」が違うからで、プログラムを書き換えれば反応も変わり、結果が変わるので未来の人生も変わります。
つまり、色んな刺激(出来事)の中で、あなたが望んでいる結果にふさわしい反応ができるようにプログラムを書き換えられるというのがNLPの考え方です。
私たちは、プログラムさえ書き換えれば、どうとでも変われます。自分が本当に望んでいる結果はどんなことか、その結果を得られたとしたら、どのような未来が待っているのかを明確にしておくことが重要です。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「NLPは人間関係の悩みを消す」
詳しNLPの体系化構造
◇「アダルトチルドレンから開放される3つ手紙」
子どもの頃のトラウマを書き換える手紙
【小さな実践】
NLPの「刺激(出来事)」→「プログラム」→「反応」→「結果」という、このシステムを自分の習慣に当てはめて反応を意識してみる