緊張を取り除くためにする2つのこと
私たちが抱える日常の悩みやストレスは、それぞれのカタチで何かしらあると思います。
子育てをしていても、子どもの健康やママ友との付き合いで悩んだり、やりたいことがあるのに子育てと家事で何もできないから毎日。たまに空いた時間ができても疲れて何もできない。
子育てや家事とご近所さんとの付き合いをしていると、やりたいことがあっても物理的に何もできないイライラで、つい反射的な怒りで子どもやご主人に当たったりすることもあるでしょう。
複雑な生き方
私は29歳で結婚し、33歳の時に離婚。離婚した時には生後6ヶ月の双子の子どもがおりました。当時、結婚して妻の実家に養子に入ったので独身時代とはすっかり生活が変わりました。まぁ当たり前のことですけどね。
子どもは好きでしたが、会社でのストレスを家に持って帰るものですから、夫婦の仲もギクシャクし、初めての複雑な環境に慣れず、軽いウツになっていたように思います。
今にして思えば、私自身が選んだ人生にも関わらず、自ら複雑な生き方に進むアホでした。ここで言っている「複雑な生き方」とは「思考」「感情」「言葉」「行動」これらの4つの要素がそれぞれバラバラの方向を向き不安定な状態でした。
行動したいと考えているのに言葉にできない。感情のままに行動すると考えとは違う言葉が出る。このように4つの要素がバラバラに働くと、負のスパイラルに入って複雑な生き方しかできなくなります。
何故、生き方が複雑になるかというと「抱え過ぎ」です。その頃の私は完璧主義だったので、仕事、子育て、家族とのコミュニケーション、全て上手くできると思っていました。
「仕事」「収入」「人間関係」「子育て」「過去のこだわり」「未来の不安」これらを家族に相談せず、ひとりで抱え過ぎていたためにココロのバランスが崩れていました。
「思考」「感情」「言葉」「行動」の4つの要素が互いに相反する方向にバラバラに働いてアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような矛盾を感じながら走っていました。
シンプルな生き方
仕事と子育て、勉強と遊びというように方向性が違うことはあります。しかし、仕事の時は仕事に集中し、子育ては子育てに集中した上で「思考」「感情」「言葉」「行動」の4つの要素のバランスをとれば生き方がシンプルになります。
例えば、
「思考」:子育てが落ち着いた時期で、限られた時間でできることを考える
「感情」:イライラしないように自分の時間をつくる工夫をする
「言葉」:肯定語を使うようにし「ありがとう」の感謝の気持ちを伝える
「行動」:家事、趣味、勉強、仕事で一日の行動計画を立てる
このように4つの要素の中に「否定」「我慢」「妥協」「不安」などの感情が湧かないように、目的や理念に向かって同じ方向を向けて絞り込んだり、削ぎ落としたりしていると、毎日の生き方がシンプルになってきます。
人生を複雑にするのは自分自身だからね。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「脳のプログラムを入れ替え生き方を変えるのは難しいことではない」
マインドセットを書き換えて人生を変える
◇「「コップの水で何時間しゃべれるか」【コップの中身】2」
マインドセットを書き換えるには、ベースになる基礎知識を学ぶ
【小さな実践】
目的を絞り込み、4つの要素の思考・感情・言葉・行動の各方向性を書き出しバランスが取れるように修正して視覚化する