美しい100歳
私は建築家とステンドグラス作家という天職を、動けなくなるまで現役で続けられると思っていました。まさか還暦前に転職することになろうとは夢にも思ったことはありません。
その私が現在はコーチ。私のように身体にハンディがあっても、いくつになっても、その気になればやりたい事は見つかります。カーネル・サンダースも60代からケンタッキーを世界的な店舗にしています。
情熱さえあれば年齢や環境は関係ありませんが、やりたい事が見つからなかったり、やりたい事があっても行動に移せなかったりすることもあります。
やりがいの3つの意識
やりたい事が見つかっても迷うことがあります。でもやりたい事は、自分で決めるのが大前提。だって自分の人生の方向性ですから、他者の意見に惑わされないようにして下さい。
とは言え、やりたいと思っても実際に行動してみないと分からないので、やりたい事は変わるかもしれないことを想定しておいて下さい。
私は、「良き家庭は良き社会を創る」の理念の基で「家族のカタチ」をつくる応援をしたい。これが私のやりたい事ですが、現在でも行動しながら軌道修正しています。
やりたい事が見つかってもやみくもに行動せずに、まず◯◯がやりたいと思った時、下記のような3つの意識があるかどうかチェックして下さい。
・自分の能力を発揮していると実感できる
・社会の中で確かな立ち位置を確認できる
・自然な動機で社会貢献を意識できる
この3つをチェックせずに行動すると、途中でモチベーションが下がります。私自身が学生の頃に考えていた「やりたい事」は、この3つのいずれかが欠けていたので絵に描いた餅ばかりでした。
長年、生業としていた建築もステンドグラスも、これらの3つの意識を大切にしていたのでやりがいから天職と言えるようになりました。
やりたい事は、感情という探知機で探してみて下さい。普段からアンテナを立てて感情が動くものに興味を持ったそれをリサーチする。これを繰り返していると必ず、あなたのやりたい事が見つかります。
参考になれば幸いです。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「子どもの強み引き出しゲーム」
遊びながら子どもの強みを引き出す
◇「ナンバーワンからオンリーワンへ」
1/1万のスペシャリストを目指す
【小さな実践】
経験、才能、知識、強み、スキル、資格などから自分の能力を出せることにアンテナを張っておく