早朝の2時間は宝の山
習慣化に失敗したことがありませんか?
私は何十回も失敗しています。その原因は意気込んで習慣化を大きく始めてしまうから
大きく始めているのかどうかは、やっている本人は意外に気づかないのです。挫折した後に、結局、自分は意思が弱いとう結論を出すので、いつまでも解決しません。
このように習慣化には苦労しますが、一度、その習慣を脳に組み込むと、自動化されたプログラムを動かすだけなので労力はいりません。この「労力」というのは、以前お伝えした「意志力」のことです。
脳にとっては、行動にいちいち意思決定するより、ペターン化された行動を認識する方が楽です。一方で脳の前頭前野は司令塔と呼ばれ、未来を想像したり、試行錯誤しながら決定を下すところですが、欠点は体力がないことです。
体力を補う
前頭前野の体力のなさを補うのが、自動化したプログラムの「習慣」と呼ばれるものです。冒頭で習慣化する時に、大きく始めてしまって失敗すると言いました。そう習慣化する上で最も大切なことは「小さく始める」ことです。
習慣化できない三大要素は「努力」「困難」「疲れ」で、これらを前頭前野が頑張って「大きく始める」と途中で疲れ果てて挫折します。
つまり、習慣化できるかどうか始める前に、
・努力を必要とする内容になっていないか
・先で困難を感じる内容になっていないか
・途中で疲れを感じるような無理なないようではないか
これらを事前にチェックすると、知らないうちに大きくならずに「小さく始める」ことができます。小さく始めると習慣化はほとんど成功します。
参考にしてみて下さい。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「モチベーション(やる気)にとらわれるより意志力を鍛える」
行動力を上げるには感情にすぎないモチベーションより意志力
◇「目的を達成するにはスタートからハードルを低く楽しもう」
小さく始めるには数字を上手に使って脳をだます
【小さな実践】
習慣化を「小さく始める」時の最初の取り組み方を自分に合うように細分化する