◯◯と◯◯があるとコラムネタに困らない
前回の成果を上げる絞り込み②の続きをお伝えする前に、少しエッセンシャル思考について説明しておきます。エッセンシャル思考とは、本当に重要なことだけを確実に実行し、「最小の時間で成果を最大にする」という考え方です。
エッセンシャル思考は、企業のビジネスマンだけでなく、専業主婦の育児、介護、家事にも応用できるので、あなたの「仕事」に当てはめながら読んで下さい。
「無駄な仕事を捨てる」という考え方も、ビジネスマンだけでなく育児、介護、家事をしている専業主婦の方にも通じるところがあります。
冒頭でも言いましたが、「自分とは立場や環境が違う」と思わず、自分の環境、人間関係、毎日の行動などに当てはめて応用できるところを探して下さいね。
では「無駄な仕事を捨てる」ために「明確化する」と「上手に断る」という2つのテクニックをお伝えします。
明確化する
「無駄と見極めた仕事に手を出さず捨てる」テクニックは、その仕事の「目標」や「目的」、さらに「何を達成したら成功と言えるのか」を明確にすることです。
例えば、部署で「宣伝する」というざっくりとした目標があったとしたら、曖昧な目標を明確化するには「知名度をあげる」のか「ブランド力を高める」のか「どのマスメディアを使うのか」などを具体化します。
さらに踏み込んで、自分の個人目標も明確にする。「知名度をあげる方法は?」「ブランド力を高めるサービスは?」「他社との具体的な差別化は?」というような更に深堀りして絞り込みます。
それらが絞り込めたら、自分が何時までにどのような工程で行なうかを明確にします。目標達成までの「年間予定」→「月間予定」→「一日の予定」という詳細な期限を決めます。
「部署の目標」→「個人目標」→「期限を決める」
という流れです。
これらが無駄な仕事を捨てる下ごしらえと考えて下さい。
これらのことを子育てをしている専業主婦の方に応用するとしたら、育児だったら子どもの将来を見据えた育児教育を明確化した上で、子どもの課題と親の課題を分離します。
どういうことかというと、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、その間に塾もあるでしょう。それぞれの成長過程で「子どもの目標」と「親の目標」を分離し、明確化しておくなど、こんなカタチで応用してみてはどうでしょうか。
上手に断る
上司に仕事を頼まれたとします。内容を聞いて80点未満の無駄な仕事だと判断した場合、「今はバタバタしてて・・」というように曖昧に答えず、あなたが期限を決めた一日のやるべきことを、明確に伝えれば遠回しに断ることができます。
それでも押し切られそうになった時は、自分のタスクとハサミ仕事の優先順位を上司に選んでもらうことです。ここで非エッセンシャル思考の方は「上司に嫌われる」と考えがちですが、勇気をもって「何でも屋」に成り下がらない方を選択して下さい。
非エッセンシャル思考の方は「何でも屋」になると、便利に使われるだけで成果が出せないので評価は下がる一方です。こうなると心身とも壊れてしまうので断る勇気をもって下さいね。
この「上手に断る」を子育てをしている専業主婦の方に応用するとしたら、ママ友のコミュニティなどの頼まれごとや、PTAの役を無理やり押し付けられそうになった際に使えるのではないでしょうか。
あなたの人間関係や事象に合わせて、どのようにこれらのテクニックが応用できるかを置き換えながら参考にして下さい。学びを自分に置き換えられるようになると、どのようなことでも応用できるようになります。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「パレートの法則に基づき効率的に成果を上げる①」
ビジネスマンにも専業主婦にも応用できるエッセンシャル思考法とは
◇「自己肯定感を上げて「いい人」をやめる」
「いい人」をやめるには◯◯を上げる
【小さな実践】
事例が違っても自分に当てはめて置き換える習慣を身につけて応用力を高める