早朝の2時間は宝の山
ポジティブシンキング
何でも物事を前向きに捉えると実現すると言ったりしますが、本当にそうでしょうか。もし本当だったら、落ち込んだ時、そばに強いポジティブ思考の人が居ると影響を受けるはずです。
もし落ち込んている時に、ポジティブ思考の人に「気にしないで前向きに考えようよ」と笑いながら言われるとイラッとしたり、よけいに惨めになったりしませんか。
ポジティブシンキングが必ずしも良いとは言えないのは、ポジティブに考えようとすればするほどネガティブな感情に無理にフタをします。それがイライラや怒りに変わることがあります。
それは生存本能に関係があって、人類はネガティブに考えるからこそ危険を回避して生き延びることができました。
ネガティブな感情は、すべて悪いわけではありません。私たちは、ネガティブな状態の時こそ集中力が高まり創造性が働きます。ネガティブ思考をパワーに変えれば良いことですからね。
ネガティブ思考の対処
自分のネガティブ要素を否定せずに考え過ぎないことです。無理にポジティブシンキングのように打ち消そうとすればするほど、より深いネガティブ思考に陥ります。
これは「白クマのことを考えないで下さい」というと、言った瞬間にあなたの脳に白クマが登場するはずです。否定すればするほど脳から白クマを追い出すことはできません。
どうしても脳から白クマを追い出したい時は、まったく違うピンクのドーナツをイメージすると白クマは消えます。面白いでしょう(^o^)
ネガティブ思考になった時は、こう自分に言い聞かせてみて下さい。「3時間後にネガティブなことを考える時間を作るから、今は◯◯を考えよう」と、ピンクのドーナツのように、まったく別の思考に切り替えてみて下さい。
3時間経った時にはすでにネガティブなことを忘れているはずです。
是非、試してみて下さいね。
【小さな実践】
ネガティブ思考になった時に切り替えれるように、普段から思考を切り替えるトレーニングをしておく