脳神経細胞のバイパスを増設して認知症予防

小橋広市

小橋広市

テーマ:ビジネスに応用する脳科学

認知症への恐れ


高齢化社会になると当然のように認知症の方も増えてくるでしょう。私のお袋も数年前に認知症になり、今は特養に入所しています。

お袋の認知症の経緯を目の当たりにしている私は、人一倍認知症に対する恐れを持っています。そうは言ってもこのまま手をこまねいているのも嫌なので、何か手はないものかと調べていました。

諸説ありますが、認知症は糖尿病との関係性が否めません。私ができることのトップは糖尿病にならないこと(笑) 他にも指先の運動とか脳トレとかありますが、とても科学的な予防方がありました

それは・・

ニューロンのバイパス工事


「ニューロン(神経細胞)の繋がり箇所を増やしておく」

ニューロン

つまり神経細胞を繋ぐバイパスをたくさん作っておくこと。1号バイパスが通行止めになったら2号バイパスを使い、それが通行止めになったら3号バイパスを使うというように神経細胞の電気信号が伝わる経路を増やしておくことです。

神経細胞の繋がりを多く作っておくと認知症になって神経細胞が減少していっても伝達予備経路を増やしておけば減少した神経細胞の代役を他の神経細胞がしてくれます。この考え方は科学的な根拠があるそうですよ。

では具体的にどうやったらバイパスの増設ができるかという方法のひとつを、私がやっている事例でお伝えします。

バイパス増設法


想起するつまり思い出すことと要約することを、効率的に行なうとワーキングメモリ(短期記憶)を鍛えることができて神経細胞のバイパスが増設ができます。

私が行っているのは、本を読んでいる際、参考になるところがあった時にあることを行なうと「想起と要約」が同時にできます。

例えば、参考になる箇所を見つけたら、それを自分の言葉で要約し、一旦、本を閉じて要約したことを思い出しながら、ノートに書き込むという作業です。私はスマホのノートに書き込んでいます。

面白いのは、後でブログの記事の参考にする際、ほとんどノートを見ることなく書くことができます。想起と要約の作業が、忘れるリスクを高めることになるので集中力も増します。記憶は思い出す時に定着します。

参考にしてみて下さい。



【小さな実践】
要約して思い出す作業を同時にできることが他にないか書き出してみる


 

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