自己認識を高める子どもの質問

小橋広市

小橋広市

テーマ:子育てママのビジュアルコーチング

子どもの質問


子どもの頃、何かに興味が湧くと、すぐ近くにいる大人に質問していました。一方、学校では当てられるのが嫌で、苦手な教科ほど目立たないようにしていました(笑) 

私に限らず、子どもは面倒くさくなるほど質問をしてきます。統計によると2歳から5歳までの3年間だけで周りの人に4万回くらい質問をするそうです。

子どもの質問には「どうして食べちゃダメなの?」「どうして僕だけ叱られるの?」
というように「自分が感じたこと」と「他者が感じたこと」のギャップを埋める質問が多いようです。

子どもは質問を繰り返しながら、少しずつ自己認識と他者認識のギャップを埋めています。自分が感じていることと、他者が感じていることにギャップがあるのは、大人の世界も同じです。

大はしゃぎ

自己認識力の低下


若い頃ならともかく、私の年齢になると言い難いことを言ってくれる人がどんどん少なくなります。つまり、自己認識が低くなるリスクは、年齢や役職が上がるごとに高くなってくるわけです。

自分をどのように認識しているかという自己認識は、自分で解っているようで実は思い込みが多いようです。私の年齢になって思うことは、歳を重ねるほどワガママになり、社会通念上のモラル低下が増えてきているように感じます。

これは自分では気付かないうちに、自己認識が低くなっているのが原因かもしれませんね。歳を重ねるほど、知ったかぶりせずに素直になることが、若い人に可愛がられるコツかもしれませんね。

「自分で解らないことは聴いてみる」という習慣を身に付けておれば、どのような分野でも、自分に不足している部分に気付けて自己認識が高まると思いますが、変なプライドが邪魔して、これが中々難しい(笑)



【小さな実践】
あなたが行動したことについて他者からフィードバックをもらい、そのことで自分や周りにどのような変化があるか検証してみる


 

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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