大きな変化を嫌う脳のクセを逆手にとって長期的に変化する

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

変化欲求を満たすもの


私たちが講座に学びに行ったり、何か新しいことを始めるのは「変わりたい」という欲求があるからです。私で言うと痩せたいのですが、ダイエットしたいというのは「内面的変化」と「外面的変化」の両方の欲求です。

このような変化を起こさせるのは「非日常の世界」つまり、現状とは異なる世界に飛び込む必要があります。例えば、今までの生活習慣を変えて現状とは異なる生活に変えなければいけません。

言葉でいうのは簡単ですが、脳は現状維持の性質があり変化を嫌うので、痩せたいと思って食習慣を変えても継続できません。唯一、継続のエネルギーがあるとしたら達成感や変化しているという実感です。

達成感や変化は、「変化する前の自分」と比べることで実感を得ることができます。そのためには体重の記録や写真、着れなかった服が着れたり、他者から「痩せたね」と言われると実感として感じることができます。

ダイエット

小さな習慣の作り方


まず健康的に痩せるには何が必要かを大きい項目で書き出します。

①食習慣の改善
②有酸素運動
③痩せる具体的な理由
④大きな項目を書き出したら更に小さく分類します。


①食習慣の改善

・適当に食べていた間食を時間を決めて食べる
・外食を減らすために外食した日を記録する
・毎日、食べたものを記録する

このように小項目に分類し、小さな習慣を作っていきます。その際に気をつけることは、全項目を一度にやろうとせずに継続できそうなことを1つ選んで1ヶ月間、1項目だけ継続して変化を意識します。

このように「小さな習慣」を積み上げて達成感を味わって下さい。このように面倒なことをするのは、脳に「大きな変化はしてないよ」と思わせるためです。

5%×20=100% 5%を20回積み上げると100%になるということは、これまで何度となくお伝えしています。

おさらい。

・目的を達成するために大項目を書き出す
・大項目の中から更に小項目を書き出す
・小項目の1つだけを毎日1ヶ月間継続して変化を意識する

「小さな習慣」を習慣にするコツは、カレンダーに実行した日に○を付けて下さい。○を積み上げていくと○が増えるのが楽しみになります。

こんな事例があります。

スタンプを10個集めたらプレゼントという企画があったとします。スタンプを押していないポイントカードと、すでに2個押してあって12個でプレゼントというポイントカードがあったとしたら、同じ10個集めるのに後者の方がモチベーションが上がります。

何故だと思います?

私たちは結果を単純に見える化すると、小さな成功が達成されていることが確認できるので、それを積み重ねようという心理が働きます。カレンダーに◯を付けるのも、小さな成功の見える化ということです。

是非、参考にしてみて下さい。



【小さな実践】
目的を小さな小タスクに分けて、毎日1つずつ実行する



 

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小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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