睡眠中に自動で問題解決する
カラーバス効果
「ノートに書けば願いが叶う」 あなたはこれを信じますか? 願いが叶うかどうか分かりませんが、書き出すと自分の思考を「見える化」するので脳に意識を定着できることは確かです。
思考を定着させると必要な情報にアンテナを立てるので、脳はものすごい速度で情報集めをします。これを「カラーバス効果」と言います。
私のステンドグラスの生徒さんから、こんなことをよく聴きます。「ステンドグラスをやり始めてやたら街やテレビなどでステンドグラスが目に入るようになりました」このように脳は興味があることに無意識にアンテナを張って情報を集めてくれます。
カラーバス効果に似ている実験をしてみましょう。
交差点で信号待ちをしていたとします。目を閉じて「青色を探せ」と脳に念じてパッと目を開けた瞬間、一瞬にして周囲の青色のモノが目に飛び込んできます。
「赤ん坊を探せ」と念じれば目の届く範囲の赤ん坊がシャッターを切った映像のように目に飛び込んできます。これはカラーバス効果と似ていますが、ちゃんとした脳科学の裏付けがあります。
1000万ビットの情報
例えば、脳は外的出来事を毎秒1000万ビットを超える情報量を処理する能力があるそうです。つまり、私たちは見てないようで、脳はこれだけの情報を瞬時に処理しています。だから強く意識させるだけで、脳は一瞬にして念じたモノにフォーカスできます。
自分の好きなクルマがあると、ものすごい交通量の中からでも好きなクルマを発見することができます。潜在意識をフル活用するには、常に自分が求めているものを意識する。
脳は一度、良い質問をしておけば、寝ている時でも、答えを探し続けています。そして答えを見つけると、まるで赤外線誘導ミサイルのように確実に標的をロックオンします。
あなたの願い(目的)に必要な情報は、脳が無意識化で探し出し、閃きのエッセンスを集めます。ノートに書き出すというのはこんな意味があるということです。
ところで「閃き」のトレーニングは下記のことを実践してみて下さい。潜在意識の活性化になります。
【小さな実践】
街や電車の中でしばらく周りを見渡した後、目を閉じて特定の色をイメージし、目を開けた瞬間、イメージした色にフォーカスする練習をしてみる