早朝の2時間は宝の山
人生脚本
若い頃は、クレジットで買い物をしてるうちにお金の感覚がなくなり、どんどん借金が増えていったり、大型バイクで走りまわって事故を起こしたり、つまづきや失敗は多かれ少なかれ誰でもあると思います。
そんな中でいくつになっても、同じ失敗を何度も繰り返している人は、自分自身が作った失敗脚本どうりに生きているのかもしれませんね。
人生脚本は、あなたの幼い頃に刷り込まれたエピソードやトラウマが基になって繰り返され、あなたの人生ストーリーで再現されています。同じ誤ちを何度も繰り返す人もいれば、何をやっても不思議に上手くいく人がいます。
私自身、振り返ってみると、良きにつけ悪しきにつけ、自分が作った脚本の中で相手やシチュエーションを変えながら繰り返し再現していました。もし失敗脚本を繰り返しているのなら、それに気付ければ修復できます。
私たちの人生の中で、下記のような人生のターニングポイントになる3つの大きな出来事があります。
・大切な人が亡くなった時
・会社をリストラされたり仕事を失った時
・生きるか死ぬかの大病をした時
私の場合は、6年前に重度の心筋梗塞で倒れた際、神さまから人生最大のピンチとチャンスを同時に与えられました。成功した人の話しを聴いていると、強い影響力ある人と出会ったり大きな環境の変化などを経験すると人生脚本の流れが変わるそうです。
脚本の軌道修正
もしあなたが、負のスパイラルの人生脚本を変えたいと思ったら、脚本の一部を少しだけ軌道修正してみてはどうでしょうか。些細な例外を作るだけでよいのです。
例えば、いつも通る往復路の行きと帰りを違う道で帰ると、偶然、面白い店を発見することもあるでしょう。本屋でいつもと違うコーナーで背表紙を見ていると衝撃的な本と出会えるかもしれません。いつも乗る電車の車両を変えてみると、懐かしい人に出会ったりするかもしれません。
このようにいつもの思考や行動パターンのループから一箇所だけ例外を作ってやると人間関係や思考・行動が変わり、もしかすると、先であなたの人生が些細なきっかけから大きく変わるかもしれません。
一本の道を進んでいて、ある地点でY字路に行き着きました。あなたが左か右の道をどのように選ぶかで、先ではまったく違う人生になります。
こう考えると、私たちの人生はY字路の左右の道をいくつも選択してきて今があるのかもしれませんね(^o^)
【小さな実践】
例外をつくって変化があった出来事を具体的に書き出し、それが自分にとってマイナスかプラスかを仕分けしてマイナス面は改善を検討する