早朝の2時間は宝の山
思考と行動の連結
私は今年の2月に心肺停止で倒れましたが、倒れる以前も食事は気を使っていたつもりでした。しかし、長年染み付いた基本的な食に関する思考は変わっていませんでした。
例えば食事制限を決めたとします。月曜からちゃんとするので、今週は普通の食事を味わっておこう。これが私の「悪い思考のクセ」その結果が心肺停止、シャレになりません。
私たちの思考には、問題を先送りし快楽を優先するという特徴があります。先送りするのは快楽を一日でも長く味わいたいだけなんです。
思考のクセ、つまり思考習慣を変える方法のひとつに、自分の悪い思考習慣を具体的にノートに書き出して「見える化」し、毎日チェックすることであなた自身が明確に意識することができます。
それが面倒なら、誰か身近な人に「私は◯◯するから応援して」とコミットメントすることです。もう一つ大事なことがあります。それは、「自分が実践した成果(できたこと)を毎日書く」
ダイエットなら、毎日、体重を測り、少しでも減っていたら自分を褒めて、その都度達成感を味わう。少なくてもそれを3週間続けてみて下さい。
行動習慣は、基本的には3週間継続するとほぼ習慣化されます。生存(食・睡眠)に関係がない思考も3週間あれば習慣になります。毎日ノートに書くという作業は行動習慣なので約3週間で潜在意識に定着します。
但し、ダイエットは生存に関係するので、きちんとした食習慣を身につけるためには最低でも6ヶ月は継続する必要があります。
マインドセットの書き換えは、思考と行動のワンセットで考えてみて下さいね。
【小さな実践】
ひとつの悪習慣を改善するには、その悪習慣を思考と行動に分類し、それぞれをノートに書き出す。例えば、先送りの悪習慣なら、思考→痛みを避けたい→快楽に変える工夫をする 行動→継続できない→ハードルを低くして達成感を得る