読書でなくリサーチするビジネス書
観ている地図が違う
あるけどない、ないけどある不思議な世界。私たちが観ている世界はあるようでない世界。あなたはもしかして、自分が観ているものは他者が観ているのと同じと思っていませんか?
私は子供の頃から、友だちは自分と同じモノを観てないと感じました。人の価値基準は似ているようでまったく違います。時代背景、地域性、風土、家族環境、人の影響、趣味趣向、生存時間、概念などなどこのように物事の捉え方が違えば同じモノも感じるものは違って当然ですからね。
同じ芝居を見ても興味がなければ感動もなくただ付き合わされている感がストレスになるだけ。人間関係に順応しようと思うと、例え世辞でも「感動しました」と言ってしまう。あるがままになれたらどれほど素晴らしいかといつも思っていました。
怒りのもと不安
さて、話しは変わりますが、先日、こんなことがありました。パートナーと電話で話している時、彼女のある言葉にイラッとしました。いつもだったらさらりと流れる言葉です。「伝わっていなかったんじゃない?」
この言葉だけだったら、何でもない普通の言葉でしょ電話した時、たまたま自分の講座が終わった後で、今回の講座は、参加者の方に伝わっていないかもしれないという不安がありました。パートナーにその不安を言い当てられたことで、イラッとしたのかもしれません。
このように脳のフィルターは、状況によって受けるストレスが変化しています。このように私は、イラッとしたことや引っかかっていることを、就寝前に原因をセルフコーチングします。
就寝前に行なう理由は、睡眠中に脳が整理してくれるからです。運が良ければ朝目覚めた時に閃きやアイデアが出ることがあります。これをやると普段なら気にならないようなステルスストレスチェックが分かりますよ。ストレスは小さいうちに抜くことです。
【小さな実践】
あなたの心の安定度を0とし、不安定な状態を10とします、就寝時に不安定度の数値を自己基準で入れ、不安定度が高ければ原因を探してみる