緊張を取り除くためにする2つのこと
健康を考えて、クルマを手放してからというもの運転するのは年に数回。今更ながらクルマのありがたさは痛感する時がありますが、今はレンタカーで満足しています。元々クルマ好きの私のクルマ選びの第一条件は、速くて流線型のクルマ、つまりスポーツカーです。数年前、型の古い愛車の車検が切れました。すでに生産されていないクルマで部品も高額で車検代はもう一台程度が良い中古車が買える値段ですから、車検を受けるのは断念しました。
そんなこともあり、数年間、車検切れの状態で保持していましたが、維持費がかかるしクルマが可哀想に思えたので思い切って執着を断ち切り、中古車センターに引き取ってもらいました。もちろん、二束三文です。大切にしているモノを手放すのに勇気がいります。
私の場合、悪習慣まで手放せないでいますけどね(笑) 悪習慣も一度手に入れてしまうと中々、手放すのは大変です。悪習慣を手放せない理由はいくつかありますが、最も大きな理由は「変化」です。脳は、いつもの状態から大きく変化することに抵抗します。
習慣を変えるのは、慣れた居心地が良い状態から、慣れていない場所に踏み込むわけですから、それは嫌ですよね。だから潜在意識に刷り込まれている習慣を変えるのは、実に厄介な作業なのです。食習慣にしても、たった一度食べ過ぎたとしても、すぐに大食いになりませんが、少しずつ食べる量が増えていくと、いつの間にか大食いと言われる状態になります。それは少しずつ変化して脳を騙していることになります。
ゴミ屋敷状態になっている部屋も、毎日、少しずつ整理しているといつの間にかキレイになります。ただし、散らかる量より整理する量が多いのが条件ですけどね。よく考えてみて下さい。実は散らかる時も少しずつ散らかっていつの間にか見るも悲惨な状態になっています。「少しくらい」という積み重ねが立派な悪習慣に成長します。
私自身、思考・行動習慣を改善したことでマインドセットを書き換えることができましたが、今でも付き合っている悪習慣があります。それは食習慣。これだけは誰かに協力してもらうか断食道場に入門するかしかないと思っています。自分でできなければ誰かに協力してもらう。これは恥ずかしいことではありません。
そんな私が、今行なっているのは18時間断食です。つまり、夕方18時に夕食を食べて翌日の昼食まで何も口にしないというもの。これは40日以上継続しています。おかげで血圧は下がったし、体重も一日100グラムずつくらい減少しています。ただ、油断できません。食習慣のような生存に関係する習慣は半年くらい続けないと安心できませんからね。
【小さな実践】
あなたの悪習慣を書き出し緊急性のあるものを選び、
ハードルを低くしてスモールステップの目標を設定してみる