残酷やけど茹でガエルの法則

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

昨日の京都は、まるで茹でガエルのような体験をしました。最高気温39.8度でしたね。まるでサウナの中を歩いているようで気を失いそうになりました(笑)

ところで、私は衝動買いが少なくなりました。後悔したくないので、買う時に自分に言い聞かせています。「これは仕事で使うもの」 とかね。衝動買いをしたときは、このように買ったことを正当化します。この言い訳は、自分の存在を一定に保つことで、自己崩壊をしないように維持する「恒常性維持」の本能の一部だそうです。

※恒常性維持とは病気の原因となるウイルスや細菌が感染したり、癌細胞が発生し多少増殖をしても、常に体の環境を快適で一定した状態を維持する機構が備わり、生体環境を正常な状態に保とうとする。これを生体の恒常性の維持機構という。(専門書から引用)



この恒常性維持機能は、本能なので思考や行動にも影響があります。例えば、決めたことを継続できない三日坊主や、新しいことへの変化を怖がるのも恒常性維持機能が働いています。頭では変わろうと思っても、生体機能が「変わらない」と抵抗しています。



グラデーション



このように人の思考や行動には、必ず何らかの心理的な理由があります。これらを理解していると、恒常性維持の本能を騙して習慣を変えることができます。

「茹でガエル」の話をご存知でしょうか。水をはった鍋の中でカエルを泳がせ、鍋に火を入れると徐々に水温が上がりお湯になっていくことに気付かず泳いでいたカエルがいつの間にか茹でられる 。という話。


生活習慣の改善に、この「茹でガエルの法則」を使います。恒常性維持機能も、少しずつ変化させれば抵抗せずに習慣を変えることができます。時間がかかりますが、悪習慣を良習慣に変えるのはこの方法と「代替商品の法則」というのがあります。 「代替商品の法則」は機会があればお話します。



【小さな実践】
換えたい生活習慣をスモールステップで
目標を作り、少しずつ達成感を得れることを見つける



 

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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