緊張を取り除くためにする2つのこと
先日、セミナーで動画を撮る際の三脚をネットで購入するにあたり、現物を見ておこうと家電量販店に行った時のことです。カメラコーナーの周辺をウロウロしていると、通路越しに店員と目が合ったことで案の定、来なくていいのに近寄って来て「カメラをお探しですか?」面倒くさいので「はい」と返事したところ、「おっしゃって下さったらショーケースから出しますので、どうぞ手にとってご覧下さい」ここまで来ると三脚を見に来ただけとは言えず欲しくもないカメラの説明を延々と聴くはめに(笑)
お客さんは、それぞれの判断基準があります。例えば、あなたがデジカメを購入するために家電量販店に行った際、上記のように対応した店員Aと、「こちらの商品は今、一番人気でキャンペーンもやっていますので割引できますよ」という店員Bがいたとして、あなたならどちらの店員の対応に反応しますか?
私の場合はじっくり性能を分析しながら手に取った時の大きさや重さなど、長く使うモノには拘りを持っているので、理想的な店員さんは「お聞きになりたいことがあったら声をかけて下さい」と立ち去ってくれたら満点です。私のように自分で納得しなければ行動しないタイプを内的基準型といいます。
一方、店員Bのように言われて、買うつもりがないのについ、衝動買いしたり、自分で決めるより他者の意見を聴きたがる方は外的基準型です。 これはどちらか一方のタイプというわけではなく、どちらかの傾向が強いということで、購入する商品や対応する人によって違いますからね。まぁ、くどくど長い理屈はともかくとして、ちょっとしたコミュニケーションは眠っている脳の行動を促す上では良いかも知れません。
【小さな実践】
自分の思考のクセをさがしてみる