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小橋広市

元建築家。女性の起業サポートするコーチングのプロ

小橋広市(こばしひろ)

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コラム

ココロに鬼が住み始める介護

認知症介護者の憂鬱

2018年6月3日 / 2018年8月16日更新

このところ投稿している記事は、
お袋が認知症と診断された頃の話です。

介護をしている方に
参考になればと思って、
当時の日記をシェアしています。


-------------ここから-------------


今朝、お袋に電話すると、のっけから
「私の年金通帳を盗んで
全部使って私に死ねと言うことか!」
と強い口調で言われた。
どんどん別人格に変容していく。


認知症になると、
どこにモノがあるか覚えていないので
モノが無いは「盗まれた」となる。

言動が乱暴になると聴いていたが、
これは辛い。

妄想であったとしても、
お袋からすれば信頼していた息子に
裏切られたのだから無理はない。

私がそれを否定すれば、
お袋を否定することになる、
肯定すれば、私が盗んだと事実として残る。


取り敢えず、
電話では話にならないから、
帰って話をすることにしたが、
今の気持ちのままで帰りたくない。

お袋に電話することが
今度は何を言われるかと恐くなった。

「どんなかたちでもいいから、
お袋に入院してほしい・・」
「私が見えないところに行ってほしい・・」

ココロがどんどん荒む
「このまま逃げろ!」と言う
もうひとりの私がいる。

神は乗り越えろと試練を与えてくれるが、
私はそれほど強くない!

気をとりなおして
セルフコーチングをしてみた。

現状の自分を素直に受け入れ、
俯瞰して自分自身を観察してみるが、
これといって湧き出てくるものはない。

ただ、もう少し踏ん張ってみるかと
少しだけ自分を応援することができた。


-------------ここまで-------------







この頃の私は、
重度の心筋梗塞から
生還したばかりだったので、
「あのまま死んでいたら楽だった」
こんなことばかり考えていました。

介護で何もかも全部、
ひとりで抱え込むと
自分が死ぬか、相手が死ぬか、
そんな究極の心理状態になります。

このような心理状態になる人は
私がそうであったように、
責任感が強く完全主義者に多い。

このような心理状態の時に
カウンセリングやコーチングは
まったく機能しない。

解決方法はひとつ

本人が「現実から一歩下がって観る」
ことができるように、
付かず離れず見守りながら、
きっかけ作りを手伝うしかない。



【小さな実践】
もしあなたに鬼のようなココロが観えた時、
それを否定するか、肯定して受け入れるか
妄想してみる

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