ねじれる会話

小橋広市

小橋広市

テーマ:関係性コンディショニング

前回は、相手の言葉を、
あなたの脳が無意識に、
省略・歪曲・一般化して、
あなたが都合良く理解する省略について
話しましたので、今日は歪曲について
お伝えしたいと思います。

事実でないことを事実であるかように
受け止めてしまうことがあります。
これが歪曲です。



女性と本のイメージ



例えば、

「あの人の人生、終わったな」
      ↓
生きている限り人生は終わらない

「遅刻ばかりする奴はやる気がない」
      ↓
遅刻したら何故やる気がないことになるのか

「Aさんは私のことを嫌っている」
      ↓
Aさんが嫌ってることが何故、分かるのか

「この仕事は私に向いてない」
      ↓
誰が向いていないと判断したのか


上記の例のように、現状を
歪曲して受け止めている相手に
少し掘り下げた質問をすると、
思い込みの根っこにある本来の感情が
引き出されることがあります。

私たちは日常会話の中で、
言葉足らずの情報を、双方が都合良く
埋めながら会話を成立させてます。

大切な打合せなどは、
双方に思い込みがあることを前提で
「私はこのように理解しました」と
確認を取りながら会話すると
致命的なミスコミュニケーションは
起こらないでしょう。



【小さな実践】
歪曲の中の根っこになる感情が
何故、湧き出たのか考えてみる



 

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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