読書でなくリサーチするビジネス書
私は4年前に重度の心筋梗塞で倒れ、
設計事務所を廃業した後、何となく
「目的」がありそうでなかったのです。
何となく◯◯のようになれたらいいなぁ
憧れのような希望のような・・・
こんな状態で時間だけが過ぎましたが、
これからの残された時間を
どう有効に使うか・・・
今思えば、私はプライベートも仕事も
「二度手間」ばかりやってきたように感じます。
私のように目的がぼんやりしていることで
二度手間にならないようにするには
自分が目指す道筋を明確にする必要があります。
ここであなたもこれらの質問で遊んでみませんか。
質問の下は解答例です。
あなたのゴール(目的)は?
↓
大金持ちになって世界一周したい!
ゴールにたどり着いたことをどうやって証明できる?
↓
お金を自由に使えるし、
気ままに好きな時に好きな場所に旅ができる。
ゴールはいつ、どこで、誰と達成したい?
↓
来年は無理だけど、5年後くらい。
達成できるのならどこでもいいし、誰とでもいい。
ゴールを手に入れたら、
あなたの人間関係や周りの環境はどう変化している?
↓
豪邸に住んで、付き合う人もエグゼクティブの人が多くなっている。
ゴール達成のために
あなたがすでに持っている経験や知識、能力は?
↓
そこそこの人脈とちっとした知識くらい。
ゴールまでの過程で
成果にブレーキがかかっているのは何?
↓
より多くの人脈や知識を得るための資金が足りない。
ゴールを手に入れることにどんな意味がある?
↓
充実した日々を過ごせるし、見聞が広まって仲間が増える。
何から始めるのか、具体的な行動プランある?
↓
取り敢えず、当初の資金を稼ぐ方法を探す。
どうでしたか?
適当に大雑把なゴール設定をしてみたのですが、
これだけでも、やっているうちに行動の矛盾が観えたり、
自分の本音や劣等感などを発見することができます。
例えば、
上の例で出てきたキーワードは
自由・豪邸・エグゼクティブ・人脈と知識・資金不足・仲間など
普段、自分が意識しているものや
価値観やプライドを刺激するものが観えてきます。
私たちは普段、何気なく考えていることでも
そのことをより深く掘り下げることで、
強い意識付けができるようになります。
潜在意識は、意識付けが明確であるほど
普段でも関係性のあるものを無意識に探すようになり
身の周りにある役立つ情報が入ってきます。
これをカラーバス効果といいます。
直訳すると「色を浴びる」で、
自分が思う色を意識していると
その色ばかりが目に入ってくる。
欲しいモノがあると、街を歩いても
雑誌やテレビを見ても、そのモノに関係性が深い情報が
目に入るというようなものです。
意識付けしていると、
脳があなたの願いを叶えるように
オートモードになってくれます。
あなたが上の質問にやりたい目的を入れてみると
何度かやっているうちに
本当に自分が求めているモノは何か
理想と現実のギャップが分かり、
問題点が明確になるかもしれませんね。
【小さな行動】
上の質問を毎日3週間行なって
自分の価値観・劣等感・プライド・目的を探す