緊張を取り除くためにする2つのこと
私は4年前まで
建築家とステンドグラス作家を生業としてましたが、
重度の心筋梗塞で倒れ、やむなく廃業。
で、今はと申しますと、
建築専門家と生活習慣改善コーチの経験で
住環境習慣コンディショニングコーチを
主業務にしています。
相関図で示すとこんな感じ
この中でも私が大切にしているのが
家族力
家族の関係性やワーク・ライフバランスを大切にしないと
ハコだけ作って中身のない公共施設のように
なってしまいます。
その家族力を高めるメソッド1つに
アンガーマネジメントがあります。
昔は何でもないことに
イライラしたり怒ったりして
今では笑い話ですが、
携帯のショップ店員が機種を間違えて注文し、
楽しみにしていた日から携帯が使えなかったとか・・
ケーキ屋で予約してたケーキを、
店員が間違えて他のお客さんに販売したとか・・
店内で怒るのではなくて、後でブツブツ言うタイプで、
考えれば考えるほど怒りが頂点に達して、
クレマーみたいに電話でグチグチ言ったりね(笑)
そんな私も歳を重ねるごとに、
イライラも怒りも少なくなりました。
今思えば自分の怒りに怒りを感じて
自分で自分を煽っていたかもしれません。
そりゃぁ人間ですから今でも、
時々ちょっとした怒りが顔を覗ける時があります。
そんな時はこんなことをします。
【自分への問い掛け】
何に怒っているのか?
この怒りの感情は、きっかけになった出来事だけか?
過去に今と同じような怒りを感じたがあったか?
その怒りを解決するには、どのような行動を起こせば良いか?
怒りに対して、自分が納得する結論は何か?
この出来事は怒るだけの価値があるのか?
このような質問に答えていると
突然、観えてくるものがあるんです。
相手に求める期待値ってやつ。
アンガーマネジメントを学ぶと理解できます。
◯◯するべきとか
◯◯するべきではないとか
自分の「べき」のテリトリーに
相手が土足で入ってこられるような気持ち。
つまり侵入者に怒りの弾丸を発射してるのは
自分自身がトリガーを引いているということ。
期待値というのは
自分の価値観や思い込みを相手に投影した時に
出てくることが多いのです。
アンガーマネジメントでは
このような理論を学んで日々トレーニングしますが、
変わらない人と劇的に変わる人がいます。
劇的に変わった人は
元日本代表サッカー選手の前園真聖氏。
彼が現役の頃は
怒りのエネルギーをポジティブな
マインドセットに変換してましたが、
引退してから酒で荒れて暴行事件を起こしました。
そんな彼も今では劇的な精神改造をし
酒と怒りを断っているそうです。
とは言え、
アンガーマネジメントは
トレーニングを積み重ねていかなければ
いくら学んだところで時間のムダ。
このように同じプログラムなのに
何故、上手くいく人といかない人がいるか
後者の上手くいかない人は、
学んだことを習慣化できないからです。
どんなセミナーや講座に行って学んでも
実践(行動)し継続できない人は
ノウハウコレクターになるだけです。
成功した人の話を聴いてると
必ずターニングポイントがあります。
それは「ある習慣を身に付けてから」という
習慣という共通項。
セミナーに行くようになった
人の話を聴くようになった
積極的に話しかけるようになった
本を読むようになった
時間を有効に使うようになった
自分に合った睡眠をとるようになった
言い出すと切りがないくらいあります。
習慣は思考を変え行動を変えます。
習慣にしてしまえば自制心というストレスの元を
使う必要がなくなります。
オートモードの習慣、大いに活用しましょうよ。
【小さな行動】
上記の「自分への問い掛け」の
「怒り」を他の言葉に置き換えて使ってみる