早朝の2時間は宝の山
私は友だちから天然と言われますが、
他者から言われるまで自分が天然だと
露ほども感じていませんでした。
天然の人って自分が天然だと
気付いているのでしょうか。
「アイデンティティ」
自分は、自分である、
自分は何者であるという独自性
これを自覚し、よりどころにしていること
つまり、自己同一性を感じている状態、
自分が何物であるかを意識すること。
幼児期の子供に、
教える大切なことがあります。
自分のことを自分だと子供に教えるのに
鏡を使って子供の手で子供自身の顔を汚し
自分を認識させるといいます。
幼児期の子供が自分を自分と認識すると
他者が自分をどう観ているか、どう感じているか
それらを理解できるようになる頃から
自分形成が始まります。
それが、行動であったり、得意なことや癖など、
人は幼児期の頃から無意識にアイデンティティを
感じるようになっているのかも知れません。
人と関わりあいを持つということは
自分を知る上でとても大切なことであり、
客観的に自分を知り、受け入れることは
とても大切なこと。
しかし、
自分のことは知っているようで
実は知らないことだらけ。
自分には取り柄も何もないと思っても
あなたは普通にやっているけど、
他者からみるとそれがスゴイだったりね。
少なくとも、私は30代になるまで
人より秀でた強みのことなど
考えたこともありません。
今のように誰でも独立起業できる
時代ではなく、年功序列の会社勤めが
当たり前。
そりゃ、20代でも肉体労働的な仕事なら
独立する人もいましたが、ネットもない、
携帯もない、アメリカから入ってきたスキルもない
そんな時代。
職種も農業、漁業、士業、教員、医師
運転手、公務員、銀行員、工員、職人
芸能人、こんなシンプルな職業だけ、
それが今はどうでしょう。
スペシャリストを含めると無数に
あるように思えます。
職業がいっぱいあり過ぎて
自分で選べない不思議な時代。
自分は何をしたいのだろう
自分は何者なんだろう
などと考えても不思議ではありません。
そういうお前は何者なんだと聞かれると
自分の中にあるもの全てを
次の人に伝える者
もしかしたら、
子供の頃からの私の憧れだったかも