リピーターの視点

小橋広市

小橋広市

テーマ:マインドセットの書き換え

コンビニの週刊誌や漫画が
立ち読みできないように
閉じられていると立ち読みする人は
その店には行きません。

立ち読みはいけないこと
それはよく分かっているつもりですが、
実際に売上的にはどうかという話。


最近のコンビニはLED照明で
店内を必要以上に明るくしていませんが、
昔のコンビニはやたら明るく、
本のコーナーは必ず通りに面して
窓側にありました。

どうしてだと思います?

人は本能的に暗いところに恐怖を感じます。
寒い夜、コンビニの灯りを見つけるとホッとして
暖かいものでも買おうかという気持ちになります。

通りから見て誰もいないコンビニより
本を立ち読みしているお客さんがいると
何か安心できます。

コンビニに限らず、
店に一人もお客さんがいなかったら
居心地が悪いですよね。


コンビニ


若い頃、コンビニでアルバイト店長を
やってたことがありました。

その店は、通路に座って本を読む
たちが悪い学生が多かったので
週間本に輪ゴムをして立ち読みできなくしました。

当然、立ち読みする学生は来なくなりましたが、
売上は驚くほど落ち込みました。

一度、離れたリピーターは
なかなか戻ってきてくれません。

誰だって、立ち読みされた
ボロボロの表紙の本は買いたくありません。
店側としては当然の処置です。

ですが、

一つのモノ事には、いく通りも視点があり、
何が正しく何が間違っているか
判断できない場合があります。

お客さんは立ち読みをしても
本だけ見てすぐに帰ることは少なく、
「本を読ませてもらったかわりに商品を買う」
という消費者心理で、ついで買いをしてくれます。


モノ事の観え方は、捉え方や、
どこにフォーカスするかで変わります。

何か問題が起こった時、
違う視点から観るとどうだろうか・・
このように捉えるとどうだろうか・・

こんな思考のクセを身に付けておくと
思わぬところでビジネスのアイデアが
閃くかもしれませんよ。



 

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小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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