自分軸は歩んだ道と先の道

先日、友人から、
「小橋さんは何かに執着があるの？」
と質問されました。

昔だったら、即答できます。

「過去の栄光」


建築家だった頃、
デザインで賞をとったり、
ガラス作家として、大きなイベントを
プロデュースしたり、これらの実績を
支えとしてやっていた時期に
パートナーに言われた言葉。

「過去に執着するより、大切なのは今」

後にも先にも、こんなことを
言われたのは初めてのことで、
過去に執着していた自分のプライドが、
ちっぽけに観えた瞬間。

過去の記憶や経験が頭の中を
グルグル駆け回って答えを探し、
まるでスペックが低いパソコンが
大容量のアプリを動かしているような感じ。

それが停止した瞬間、
真っ白になった頭の中で潮が引くように
過去の栄光に執着していたものを
手放せるような気がしたんです。

手放すのは勇気がいることです。


新しく事を起こすとき、
執着があるとうまくいきません。

色んなものに執着が強い人は
セルフイメージが低い。


私が尊敬する方から
セルフイメージについて、
こんなことを質問されました。

「あなたという人間は
モノに例えると何ですか？」

当時、私は答えにつまり、
出てこなかったと思います。


今だったら、「羅針盤」と答えます。





どうしてかと言うと、

羅針盤は常に北を指し、
船乗りにはなくてはならない存在、

私自身がブレない軸を持って
冒険に船出する人たちの道標に
なれるように。

気持ちが揺らいだり、行動にブレーキが
かかると羅針盤をイメージすると
セルフイメージが呼び起こされます。


それもあって

週3回執筆しているメルマガタイトルには
羅針盤と付けました。

よろしければ読んでみて下さい。




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