早朝の2時間は宝の山
最近、セミナーに参加したり
本を読むことが多くなりました。
今、フォーカスしているのが、
記憶力と睡眠の関係。
年齢のせいにしたくないのですが、
マジで記憶力が低下しています。
このところ、
電車に乗って本を読むおかげで
読む速度がかなりアップしてます。
不思議なことに、
記憶力が悪いと言っていながら
本の内容だけはわりに覚えているんです。
それで、面白いことが分かりました。
脳科学に興味を持ち始め、
数十冊の本を読んでいるうちに
脳のしくみがコンピュータに似ている
ことが解ったのです。
いや、これは逆で
コンピュータは人間の脳を基に
しているみたいです。
情報誌の電話番号を
見ながら電話するというような
忘れて構わない短期記憶は脳の海馬で
一時的に記憶され、自然消滅します。
生存するために必要な大切なことは
海馬で分類されて大脳皮質に送られて
長期記憶になります。
大脳皮質はコンピュータでいえば
ハードディスクです。
脳の海馬は寝ている間に
要らないものと必要なものを分類し、
要らないものは自動的に消去します。
ここで睡眠と記憶が密接な関係に
あるということが理解できると思います。
何故、記憶力が悪い私が本の内容を
記憶できるようになったかという謎は
ここにあります。
電車で本を読む習慣があって
疲れているのか本を読みながら
いつの間にか寝ているのです。
目が覚めると
どこまで読んだか忘れているので
少し後まで読み返しますよね。
これを繰り返すことで、
脳の海馬は「何度も同じことを繰り返すのは、
きっと生存に関係する大切なこと」
と判断して長期記憶に分類します。
これが本の内容を記憶している
秘密だったのですね(^^)
少し遠回りですが、
まずは電車で本を読んで寝る習慣を
作ってから、これを試してみて下さいね。