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長座ができない、辛い、背中が丸くなる理由

2019年11月3日 公開 / 2023年1月13日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

長座ができない、辛い、背中が丸くなる理由

長座ができない、辛い、背中が丸くなる、
長座をすると後ろに倒れてしまう
腰が痛い、脚が伸びない、骨盤が寝てしまう
足の付け根も太ももやふくらはぎも痛い
だから前屈のストレッチもできない、という方は
結構おられる。

長座ができないのは背骨が伸ばせる状態でないまま
座ろうとされているから。
写真で見てみましょう。

(背骨が伸びず辛い長座)
背骨が伸びず辛い長座
(背骨が伸びた長座)
背骨が伸びる長座
(2020-7-31の長座)
長座
(2020-8-24の長座)
長座
(2023-1-6の体育座り)
2023-1月の体育座り

もっときつい状態の方もおられると思うので
この「辛い長座」と「楽な長座」の違いは
わかりづらいかもしれないが
上の写真では、腰が丸くなり、床に設置している面が少ない。
体幹の底がまっすぐ床を向いていないので
背骨を伸ばすにも思うように楽に伸びない状態。
下の写真は膝は伸びていないが、体幹の底は床を向いているので
背骨は自然に伸びて
ご本人の感覚としては楽に座れている。

では体幹の底を押せる状態になるには?
四つん這いの状態で見てみる。

(体幹の底が押せない状態)
体幹の底の状態×
(体幹の底が押せて背骨が伸びた状態)
体幹の底の状態〇
体幹を木の幹や箱と考えてみると
上の写真では幹が曲がっている、箱であれば変形している。
下の写真ではお尻の形が違う。
骨盤を前傾させる、後傾させるではなく
股関節を引き込むということをしている。

レッスンでは、それを覚えてもらうのに
いろんなやり方で説明するが
文章でそれを説明するのは難しいことなので
自分でもできることとして
ぽってり膨れたお腹をスッキリ伸ばしたい(2018年4月8日)
でしていることは参考になると思う。

長座ができない状態を長く続けている人は
長座の時には胸郭も縮んだ状態になるし
お腹が固まってしまう人も多い。
椅子に座ることも楽にされていないと思う。
体幹の底が押せる状態、股関節が無理なく使える状態にするのは
長年親しんだ癖があると、時間はかかるが
まず椅子に楽に座れることから始めてほしい。
腰や股関節や脚が痛くないように楽に座る(2017年12月9日)

追記
2020年7月31日の時点では、この方の胴体の様子も脚の伸び方も更に変化している。
長座、正座、立位体前屈にも有効な感覚(2020年8月3日)
で、脇の使い方を意識したことで、今までにない新しい感覚を得ることができて、伸び辛かった背骨、脇が伸びるようになった。
背骨を使いこなして無理のない長座で・・( 2020年8月24日)
では更に自分自身の感覚を明確につかまれている。
20222年には「お尻の角っ子」の意識に気づかれ、長座や体育座りのクオリティが変わるだけでなく、体も手脚も全く印象が変わった。
2023年1月の画像を追加する。


※昨日は無事、舞台で自分のお役目を果たすことができました。
 ご来場くださった皆様、有難うございました。

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