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コラム
位置感覚があるかないかで体のできることが違う
2018年12月30日 公開 / 2021年3月3日更新
位置感覚があるかないかで体のできることが違う
骨盤幅で上げる脚―中心への張りを意識する(2018年12月26日)
でやっていることが自分の感覚としてわかると
体が無理なく連動してくれる。
張りを作ろうと思っても
体が嫌がる、流れが遮られた状態や
詰まったり、ねじれたりしていると
できる気はしない。
この位置感覚が感じられない状態は
自分ではそうなっているとなかなか気づきにくい。
4番のプリエ。
通常より踵の位置は広めにしている。
上の写真は体幹の位置感覚が抜けてしまっているので
膝は床方向にしか向かない。
骨盤と脚も固まってしまっている。
気持ちを切り替えて意識したのが下の写真。
体幹の底と足裏が感じられているので
背骨は伸びて張りが出た。
股関節のつながりに、腿裏の方向も合わせたので
無理なく自然に流れの方向が張りながらできて
骨盤と脚が分かれて膝は横に向いている。
位置感覚がわかっていると思っていた人でも
その日のちょっとした体調の変化で
ヌケヌケになってしまうのをたまにみる。
うまくいかない時
見た目にわかりやすい手足でなく
体幹がどう感じられているか
一旦立ち戻って椅子に座ってみる
床に寝てやってみるなど
短い距離で自分の体の内側から起こしてみることも大切。
踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る(2017年9月23日)で
足裏からイメージを起こしてもいいし
脇の引き込みの流れってどうつながるの?(2018年12月16日)
で、脇から股関節、足裏までつながりを考えてみてもいい。
視線の方向、視野を広げる(2018年12月2日)
で、自分の中心から視線を広げていくのでもいい。
アプローチはどこからでもいい。
体が呼び起こされれば、どこからでもいい。
体の感覚をすぐに見失ってしまう人は
自分がどこから入れば、感覚を得やすいか
このお休みに試して見るのもいい。
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