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コラム
体の中心の意識を合わせ、肩甲骨の可動域を上げる
2018年12月9日 公開 / 2021年3月3日更新
体の中心の意識を合わせ、肩甲骨の可動域を上げる
肩が詰まったり、腕が動かしにくかったり
痛みを感じたりしている人は
怪我しているような急性期は別として
習慣や何らかのきっかけで
体幹からの流れとは違う方向に腕を使っていることがある。
腕をねじられたら痛いのは
体の方向とは違うから痛い。
痛くない方向は体の中心からはずれない方向。
肩甲骨も肋骨に張り付いて
思うように動いてくれなかったりするが
腕を体幹の延長と考えて
実際に動画でしているように
体幹の中心に腕や脇がどう向いていくかを
感じてみると
これは全くストレスがない。
「これでいいの?」
と思うくらい、痛みもきつさもない。
「ここからは痛いんですよ」
という方はもちろん、私が誘導しているが
「全く痛くないですね」
と言われる。
体幹が動いていく時
腕は(脚もそうだが)
どう使っていくかを覚えれば
痛かった腕も肩も、きつい思いをしないで動かせる。
「骨がゆがんでいるから無理でしょ?」
という人もある。
骨は変わらないが、筋肉の状態は使い方次第で変わる。
治ったとは言えなくても
痛みなく、自由に動かすことはできる。
ここでやっていることは、どれも自分の体で体験していること。
固まって動きの悪かった肩甲骨も
傷めた肩も、調子が悪い時には痛みも出ることもあるが
痛くて動かせないことは一度もない。
痛くない方向を知っておくのは、体も心も楽になる。
自分の体を知って、自分の体が楽で心地よいことを
考えてしていくことは楽しい。
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