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うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

腕の上げ下ろしも最小限の操作で

2018年6月29日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

腕の上げ下ろしも最小限の操作で

腕を上げる時に腕の力で上げていると
肩周りは固まっている。
体の使い方はどれでもそうだが、骨がストレスのない位置にあって初めて
無理なく楽にできる。
骨自体の形は変わらないが、位置は自分の筋肉の使い方で
楽にできる状態にできる。

伝えること、受け取ることが合致するタイミング
されているように、肩甲骨と腕の付け根の位置が一致した状態で
それが継続できる状態で操作されると
腕は軽く、思うように動くが
使っているのは腕だけではなく、体幹全て使って推進力が動いている。
脚と腕の違いはあっても考え方は上げた脚は最小限の操作で下ろしてと同じ。

ストレスなく腕を上げる
寝た状態で腕の上げ下ろし。
「脇の引き込み」が良く理解できないと言う方もあるが
肩甲骨と腕の付け根の場所が一致する状態に引き寄せている。
これを腕の力で引き寄せると肩が固まってしまう。
文章では説明が難しいインナーの力だが
誘導すると、どなたも理解される。
私の感覚では肋骨と肩甲骨の隙間に脇が送り込まれるイメージだが
ご自身で考える時には
肩の痛い人の肩甲骨ストレッチをまずやってみて
その後、背骨を無理なくしならせたいー坐骨を押せますか?
下の写真のようなチューブで考えてみると
近い感覚がイメージできる。

腕を上げる時には鎖骨を引いて肩甲骨スッキリ
のように後ろに押し付けるのでなく、後に回し引くようにして
感じられた肩甲骨の位置に腕の付け根を引き寄せて
てこの応用のように腕を上げる。

肘は肘の引っ張りの勘違いのように
脇から肘まで張りのある状態がいる。
イメージが難しい人は、手先からでなく、肘の折れるところからくっくくように
折り曲げてみると、腕のお肉が余ることなく張りの出る感覚がわかる。

背中側に肩甲骨が回し下げられ、脇も後ろに引く状態で
肩甲骨から腕が外れないように送り出すとき
肘もピンピンでなく、肘は肩甲骨方向にも押されているので
脇の側面は伸びて、骨盤を押し
上体がしっかり伸びた状態で腕が上がる。

ストレスなく腕を下ろす
腕を下ろす時には同じ状態を継続したまま
肘から先の力は抜いて
肩甲骨と一致した位置に固定されている腕の付け根を引くだけ。
何かしっかりしたところに棒をつけておいて
棒がついたまま、方向を変えると
くっ付いていたところに「遊び」が出来る。
腕の上げ下ろしは体を、そういう「遊び」のできる状態にして
やっている。

文章にするとやたら難しく思えるが
実際に体感してみると、とてもシンプルなことだとわかる。

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