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コラム

肩甲骨、脇の意識付けで体幹からのつながりの範囲を広げる  

2014年9月29日 公開 / 2014年10月23日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

肩甲骨、脇の意識付けで体幹からのつながりの範囲を広げる




両手を腰に置き、こうすると前に行きがちな肩ですが
脇の下から肘の裏側まで、しっかり引っ張ってみましょう。
感じにくければ、手を腰から離し、肘を二の腕と水平にして
横に引っ張ると、イメージしやすいです。

引っ張れた状態で図の赤い部分に反対側の手を置き
触ってみます。
脇が水かきのように広がっているのがわかります。
ここが線で筋張らないように、脇の下や腕の付け根を触って
自分の力の伝わり方を探ってみましょう。

フニャフニャであれば、引っ張り方が足りないし
内側に押さえた状態であれば、斜めに固い線ができます。
うまく引っ張れると、ガチガチでなく滑らかにしっかりした筋肉に触れることができます。



次に赤い実線の部分を意識して引っ張って見ると、自分の内方向に
赤い点線のように引き込む力が出てくるのがわかります。
実線を引っ張れば、点線部分が引き込まれ、引き込まれると
より外側に、コントロールできる長い腕が伸びていきます。



この感覚が生まれると、
体幹部分からのつながりをより末端につなげていく意識付けができていきます。
背中に大きな長いベルト、或いは緑の線で示しているように
短いハイネックのぴったりしたTシャツを着ているようなイメージで
繋がりを感じていくことができます。

肘から先は細く長く、繋がりを感じていくだけで
滑らかで繊細な動きが可能になりますし
頭は天井に細い糸、吹き上がっていく蒸気のような感覚で
伸びていきます。

腕に無駄な力が入って、肩甲骨は回し下げているのに
横から肩が寄ってきて、肩が盛り上がってしまう人もいますが
それもこのような肩甲骨、脇の意識で改善していくことが可能です。

脇の感覚が意識できると、更に背骨の上下の引っ張りの意識も
より感じられ、自身でコントロールできるところが増えていきます。

このように段階を踏みながら、ワークショップでは
背骨の上下の引っ張りを意識付けしてプリエ
をしてもらいました。

すぐには出来ないものでも、段階を踏むこと、
意識付けしたいところの距離を短くしてみるなど、あきらめないで
自分サイズでやってみることが、自分のできることを増やしていくコツです。

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