「テレワーク化できる作業はないか」一度は考えてみて
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
今回は、テレワークの活用の仕方について、です。
コロナの影響で、
緊急的にテレワーク(在宅勤務)をやっている企業も多いかと思います。
「意外とできるかも」
「うちの会社では定着させるには難しいなあ」
など、やってみて感じるところはあるのではないでしょうか。
私は、今回テレワークをとりあえずやってみた会社が、
テレワークを定着させることが今後の課題になってくるのではないかと考えています。
ただ、あくまでテレワークは手段です。
テレワークで何を達成したいのか、その目的を明確にすることは最も大切です。
と、念押ししたところで、
テレワークを今後どのように活用していくことができるのか。
この疑問に答えてくれるのが、以前も紹介した
「TELEWORK活用のヒント」というハンドブックです。
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/hatarakikata/telework/handbook/index.html
令和元年版の最新情報も掲載されていますので是非ご覧ください。
例えば、私が「なるほど」と思ったのは、
ある旅館業で、紙資料を電子化するところから始めたという事例がありました。
紙を電子化だけだと、テレワークと結びついていないと思うかもしれません。
しかし、電子化しどこからでもデータにアクセスできるようにしておく、というのは、
在宅勤務等をする上では必須の状態ともいえます。
そして、紙代や保管などのコストの削減にもつながります。
テレワークの目的を「コスト削減」とするならば、このような活用の仕方もあるわけです。
このように旅館業などの対人サービス業では、
とかくテレワークの導入が難しい、と思われがちですが、やり様があることが
このハンドブックで学べます。