労働局が強制捜査?(2013/4/3)
プレミアムフライデーという言葉が忘れ去られそうになっていますが、
先日プレミアムフライデー推進協会の調査結果を見る機会がありました。
この調査結果によると、2019年1月時点では、
プレミアムフライデーの「認知度」は90%を超えていますし、
理解度も「70%」を超えています。
しかし、「賛同度」が39.7%。
これは調査開始時点の2017年2月の55.3%をピークに下がり始めて今に至っています。
中小企業の導入結果等も予想通りではありますが、いまだ低い結果でした。
当初から分かっていたと言えばそうでしょう。
しかし、この逆風の中で、
制度発表早々にプレミアムフライデーを導入している零細企業が私のお客様で1社あります。
その会社は飲食店なのですが、
「他のお店に行って味を勉強してもらいたい」というオーナーの気持ちがあって、
そのために早くお店を閉める(夜営業をしない)という珍しい飲食店です。
工夫している点は、金曜日だとやはり売り上げに大きく響くので、
水曜日に導入している点です。プレミアムウェンズデーです。
正確にはプレミアムフライデーではありませんし、
国のねらいとは違うかもしれませんが、「プレミアムフライデー」という制度を
うまく活用して(便乗して)従業員満足度を向上させている零細企業もあります。
「うちにはできない」「うちには関係ない」ではなく、
「どうやったらできるか」と思考を切り替えてみることも時には必要かもしれませんね。