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採用基準を定めて雇用のミスマッチを防ぎましょう

三谷文夫

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テーマ:採用

人材不足。

大卒の就職内定率が87.9%(平成30年度)で、
調査開始以来、過去最高だそうです。

詳しくはこちら
「平成30年度大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00003.html

そんな売り手市場の中、各会社では採用基準を設けて、
採用活動に力を入れていると思いますが、
どのように採用基準を定めていますか。

例えば、よく聞くのが、
「コミュニケーション能力がある人」
「即戦力」
「営業力がある人」

こんな程度では絶対に御社に適した人材は採用できません。

「コミュニケーション能力」といっても、業種や職種によって求める能力は違います。
対面、WEB、電話、手書き等コミュニケーションの種類はいくつもあります。
どの能力を求めているのか。
その基準がないと採用活動がブレブレになってしまいます。
なぜならちょっと面接受けが良かっただけで採用してしまうリスクがあるからです。

採用してしまうリスクと書きましたが、
結局入社した後ミスマッチということになって、
会社も採用された従業員さんもどちらも不幸な結果になってしまいます。

採用基準をどうやって決めたらいいか分からない場合は、
今自社内にいる従業員さんで、「できる」人に着目し、
その方の「できる」要素を抽出すれば比較的簡単に基準を決めることができます。

もちろん、「できる」要素を抽出しているため、
その要件にすべて合致する人材が採用できるということはまれでしょう。
ほとんどいないと言ってもいいかもしれません。

しかし、最低限の要件を決めておくと、
後々ミスマッチにつながるようなリスクは抑えることができます。

「面接受けがいくらよくても、最低限のこの要件に合致しないから今回は不採用」
という判断ができるのです。

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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