コラム
採用でミスマッチが多い場合は、プロジェクト型で人材要件づくりから見直してみましょう
2019年5月29日
昨日は、経営者や採用担当者向けに、
採用に関するセミナーを開催しました。
私の経験上ですが、
労務トラブルは採用の段階から始まっていると感じています。
どういうことかと言うと、
「急に辞めた従業員の補てんに、とりあえず採用した人が1ヶ月で辞めてしまった。」
とか、
「履歴書見たらすごく優秀そうだったので採用したものの、
周りとうまく協調できず、他の従業員から不満の声が上がっている。」
原因は、採用に手間をかけていないからです。
ここでいう、手間をかける、というのは、
「プロジェクト型で、人材要件をきちんと作る」
ということです。プロジェクト型がポイント。
人材要件は作られている会社も多くなってきましたが、
社長や人事担当者が単独で作られていることがほとんどです。
少なくとも、上記に挙げた人以外に、
実際に配属になる部署の関係者も含めないと
本当に求める人材の要件は見えてこないはずです。
さらに、外部の専門家(社労士や税理士、コンサルタント等)の
視点があると、有意義な人材要件作りができます。
今は、求人募集をかけてもなかなか応募すらない企業もあるでしょう。
とりあえず来てくれる人がいたら採用しよう、という受け身の姿勢は
後々の労務トラブルの火種になる可能性がありますのでご注意を。
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