47【不動産投資】FIRE大家FPの動画15分 「サブリース」不動産業界のブラックボックス

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:賃貸経営実務


2024年2月に作成した不動産投資動画です。

今回も、セミナースライドをAIで本文化しています。
そのため、細かいニュアンスや空気感については動画本編もご覧ください。

テーマは、

「サブリース」

です。

不動産投資を検討していると、

・空室保証
・家賃保証
・30年一括借上げ

という言葉をよく見かけます。

特に、

・土地持ち地主
・相続対策
・サラリーマン大家

向けでよく提案されます。

一方で、

「サブリースは危険」
「絶対ダメ」

という話もよく見ます。

ただ、実務としては、
そんなに単純ではありません。

今回は、

・サブリースの仕組み
・サブリース会社の利益構造
・土地持ちの注意点
・サラリーマン大家の注意点

を整理していきます。

---

■ サブリースとは?

簡単に言うと、

「サブリース会社が一括で借り上げる仕組み」

です。

例えば、

入居者から10万円で家賃を取り、
オーナーには7万円を払う。

差額3万円が、
サブリース会社の利益になります。

オーナーからすると、

「空室でも一定額の家賃が入る」

という安心感があります。

特に、

・不動産初心者
・忙しい会社員
・高齢地主

などには、
わかりやすい商品です。

---

■ なぜサブリース会社は儲かるのか?

動画でも説明していますが、
サブリース会社はかなり利益率が高い場合があります。

通常管理なら、

家賃10万円×5%=5,000円

程度の管理料です。

しかし、
サブリースなら、

10万円-7万円=3万円

という利益になることがあります。

1件あたり25,000円の利益増。

100件なら250万円、
1,000件なら2,500万円。

かなり大きなビジネスです。

だからこそ、
広告宣伝も強く、
営業も積極的になります。

また、
新築アパートや新築ワンルームでは、

「建築すること自体」

でも利益が出ています。

つまり、

・建築
・融資
・サブリース
・管理

を一体化したビジネスモデルになっているケースも多いです。

---

■ サブリースの注意点

ここが重要です。

僕自身、
サブリース=全部ダメ、
とは考えていません。

ただし、

「内容を理解せずに契約する」

のはかなり危険です。

動画でも、
次の点を重視しています。

・物件価格は妥当か?
・サブリース家賃は高すぎないか?
・短期で家賃改定されないか?
・本当に入居が入っているか?
・建物や修繕は大丈夫か?
・サブリース会社は継続できるのか?

特に最後。

「サブリース会社の永続性」

はかなり重要です。

結局、
保証しているのは会社です。

会社が厳しくなれば、
保証も崩れます。

---

■ 土地持ちの注意点

土地持ちの方は、
相続税対策で提案されることが多いです。

もちろん、
有効活用として意味があるケースもあります。

ただし、

「アパート建築だけが正解」

ではありません。

動画でも話していますが、

・分筆して売却
・戸建て賃貸
・一部活用

など、
他の選択肢もあります。

また、
地主目線ではなく、

「経営者目線」

への切り替えも重要です。

土地代込みで、
本当に利回りが合っているのか。

また、

「建物を建てた瞬間に、不動産評価から“利回り商品”に変わってしまう」

という視点も重要です。

更地や立地評価で見られていた土地が、
アパート建築後は、

「その家賃で、何%回るのか」

という収益物件として評価されるようになります。

つまり、

・家賃
・空室率
・修繕
・サブリース条件

などの影響を強く受けるようになります。

だからこそ、

「とりあえず建てる」

ではなく、

・将来の家賃競争力
・人口動態
・出口戦略
・次世代への承継

まで含めて考える必要があります。

---

■ サラリーマン大家の注意点

会社員の方は、

・融資が出やすい
・団信が使える
・節税効果を期待する

などの理由で、
サブリース付き新築を勧められることがあります。

ただし、
動画でも話していますが、

「新築+サブリース」

には独特の落とし穴があります。

例えば、

サブリースあり
家賃65,000円

サブリースなし
家賃80,000円

だとします。

利回り5%で計算すると、

65,000円×12÷0.05
=1,560万円

80,000円×12÷0.05
=1,920万円

差額360万円です。

つまり、

「家賃が低い」

だけで、
売却価格も大きく下がる可能性があります。

また、
サブリース契約が外せないと、
買主側から敬遠されることもあります。

---

■ 新築が悪いわけではない

ここも誤解されやすいところです。

動画でも、

「どちらが正解かではない」

と話しています。

新築には、

・融資が出やすい
・設備保証
・節税効果
・管理がラク

などのメリットがあります。

一方で、
中古には、

・価格が安い
・利回りが高い
・自分で判断しやすい

という特徴があります。

重要なのは、

「自分に合っているか」

です。

---

■ まとめ

サブリースは、
悪い面だけではありません。

ただし、

・仕組み
・利益構造
・契約内容
・出口戦略

を理解せずに進めると、
かなり危険です。

特に不動産投資は、

「買った後」

が長い世界です。

だからこそ、

・将来どう売るのか
・家賃は維持できるのか
・サブリースを外せるのか

まで含めて考えておく必要があります。

そして最終的には、

「どの会社と組むか」

も非常に重要です。

---

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