夜の食事は何時まで?
皆様おはようございます。
福岡県甘木にあるジム
フクラメディカルフィットネスです。
5月27日(金)スタジオレッスンのご案内です。
- 10:30~11:15 美bodyピラティス(山下)
- 14:15~14:45 部位別トレーニング(山下)
- 15:00~15:45 リセットヨガ(ひろむ)
カルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが分泌されて
骨からカルシウム成分を溶かし、血液中に運ばれて
その状態が続くと骨粗鬆症になる可能性が高くなる
と言うことを昨日のコラムで書きました。
本日はその続きです。骨からカルシウムを引き出す働きをする
副甲状腺ホルモンはまた、
カルシウムを細胞の中に押し込む働きもします。
つまり、カルシウム不足が慢性化すると、副甲状腺ホルモンが常に
分泌され骨から過剰にカルシウム成分が溶けることになります。
本来細胞内は、カルシウムがほとんど無い状態でなければ
なりませんが、それが細胞内にカルシウムが増える。
カルシウム不足が逆にカルシウム過剰になり、体内に蓄積されることを
カルシウムパラドクスといいます。
カルシウムパラドクスにより、増えたカルシウムが血管に溜まると
石灰化し硬くなり、動脈硬化を引き起こしかねません。
これは、心臓の冠動脈で起きると、心筋梗塞や狭心症の引き金となる
こともあります。
たかがカルシウム不足と、あまく見ず、日頃の食生活
運動習慣を見直してみるのもいいでしょう!
日本人の食事摂取基準2020
によると、成人男性の1日のカルシウム摂取量は、700~800mg
成人女性は、650mg以上と設定しています。
しかし、経口摂取だけでなく、吸収をよくするために、日光を
1日15分以上浴びる、骨に負荷の掛かる運動を行うことをして
効率よくカルシウムが体内に吸収できるようにしておきましょう!