5月17日は高血圧の日
皆様こんにちは。
鍛える前に整えることをお伝えする
運動指導者の山下純司です。
今週はバレンタインデーもあり、
甘いチョコレートを沢山いただいたという
方々も多かったかと思います。
しかし甘い食べ物には、砂糖が使用されている
ことが多いので、くれぐれも食べ過ぎにはご注意を!
甘いもの摂りすぎで罹りやすい疾患の一つに
糖尿病があります。
今日はその糖尿病について書かせていただきます。
糖尿病とは、
血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気のことです。
1型糖尿病と2型糖尿病があり、1型は自己免疫疾患などが原因でインスリンの
分泌ができなくなり、自己注射が必要です。
2型糖尿病は、遺伝的要因に過食や運動不足などの生活習慣が重なって
発症します。殆どの糖尿病がこの2型になります。
食事によって腸から吸収されたブドウ糖は、血液に入るとすぐに、
膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンは、体内のあらゆる細胞にブドウ糖を届ける役割を
担っています。肝臓や筋肉ではグリコーゲンとして蓄えられ、
脂肪組織では脂肪として蓄えられます。
糖尿病の病態は、インスリンの分泌が減り、足りなくなることで血液中の
ブドウ糖が細胞に入ることができなくなり、血液中にブドウ糖が溢れ、
慢性的に高血糖の状態になります。
この状態が長い間続くと、全身の血管に障害が起こり動脈硬化を起こしやすく
なります。とくに心臓や脳の血管が被害を受けやすく心筋梗塞や脳梗塞
を発症するリスクが高くなります。
日本人は予備軍、疑いのある人を含めると6人に1人、約1870万人にのぼっていると
いわれています。
次回は、血糖値など数値を含めた内容を投稿致します。
eヘルスネット厚生労働省