厚生労働省が、平成24年度の運送業者に対する監督指導・送検の状況を公表しました。

影山正伸

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テーマ:労働基準法

厚生労働省は、全国の労働局や労働基準監督署などの労働基準監督機関が、自動車運転者(トラック、バス、タクシーなど)を使用する事業場に対して行った監督指導や送検の状況について取りまとめた内容を公表しました。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000025587.pdf
全国6,007事業場に監督指導を行った結果、何らかの労働基準関係法令違反が認められたのは、4,924事業場(全体の82.0%)、改善基準告示違反が認められたのは、3,640事業場(全体の60.6%)となっています。非常に多くの事業所で違反が認められます。
労働基準法違反内容で多い順に、①労働時間(54.9%)②割増賃金(24.3%) ③休日(5.7%)となっていてます。重大または悪質な労働基準関係法令違反により送検を行ったのは80件です。
改善基準告示違反内容て多い順に ①最大拘束時間(48.9%) ②休息期間(35.9%)③総拘束時間(34.9%) ④連続運転時間(30.3%) ⑤最大運転時間(17.3%)となっています。。

厚生労働省としても、自動車運転者の事業場は、労働条件が厳しいことが認められるので、引き続き労働基準関係法令などの周知・啓発に努め、問題があると考えられる事業場については監督指導を行って行き、それでも改善されない悪質業者は、送検を行うなどして厳正に対応するとのことです。
(※)自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(平成元年労働省告示第7号)
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11202000-Roudoukijunkyoku-Kantokuka/0000025510.pdf




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影山正伸(社会保険労務士)

影山社会保険労務士事務所

手続業務、給与計算はもちろん、労働基準監督署労災課、監督課での実務経験を活かし、従業員とのトラブル解決、労務管理の諸問題の相談・指導に特に強く、また、賃金体系・人事評価制度の整備にも詳しい。

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