副業から独立へ ~本気の人への伝言マガジン~ 事業モデルから考える
1、お知らせ
松本尚典が代表取締役を務める株式会社URVグローバルミッションが主催するグローンバル情報サイト アウト・オブ・ジャパンに連載する、国際ビジネス小説頂きにのびる山路 飲食事業成長軌道編にて、第2話「来日」 がリライトされました。
2、一つの事業が上昇をはじめると、他の事業が上昇する。一方、一つの事業が不振に陥ると、他の事業が保険として機能する。
僕は、現在、URVグローバルグループにて10事業を展開し、個人でも投資を行うことで、独自の事業を展開しています。
この事業は、すべて、シナジー効果を考慮して戦略的に構築してきた事業で、単なる多角化ではありません。
ただ、僕のアタマの中に描かれている経営戦略は、第三者からはみえず、しかも、僕自身で、他人に自分の経営戦略の骨子を話すことはないため、他の方からみると、僕が無軌道な多角化をはかっているように見えるのでしょう。
そのような中で、よく僕の経営戦略の深さをまったく理解していない第三者が、
「松本さんのような事業展開をすると、選択と集中に反する」
といった、覚えたての経営学用語を使って批判をされることも、多いわけです。
もちろん、僕は、
「勉強になります。」
といった類の言葉で、こういう第三者は常に受け流しています。
実際、戦略的に組み立てられて多角化は、選択と集中の戦略よりも、ずっと、大きな効果を事業家にもたらしてくれる、ということを、多くのヒトは知りません。
事業を実際はじめてみて、そのシナジー効果を重視しながら、多角化を上手く組み立てると、僕が、「一つの事業が上手くいき始めると、他の事業も上手くいく」法則と呼んでいる効果が発揮されます。
つまり、連携している事業の間では、一つの事業が成長をすると、それに連動して、他の事業も成長する、という不思議な連携が生まれるのです。
ですから、「選択と集中」論者の方が言う、多角化は経営資源を分散させてしまうため、事業を選択して売却し、一つの事業に集中すべき、という、経営の手法は、それが、無秩序に組み立てられた巨大企業のケースでは妥当しますが、スタート段階から、シナジー効果を読み込んで戦略的に組み立てられた多角化には、妥当しません。
一方で、一つの事業の成長が止まり、あるいは一つの事業が障壁にぶつかったりすると、他の事業がその保健として機能します。事業の成長が止まった場合、その再生には、投資が必要になりますが、その投資に振り向ける利益を、他の事業が生み出します。
飲食事業成長軌道編 第2話「来日」では、主人公の山之辺伸弥が本業で大きく躍進をするタイミングで、副業の飲食事業も大きな展開をはじめる時点のことを書いています。
まさに、このように事業の戦略的多角化は、すべての事業が同時に成長するものだ、という「一つの事業が上手くいき始めると、他の事業も上手くいく」法則を小説の中で描いています。
どうぞ、お楽しみください。
アウト・オブ・ジャパン
国際ビジネス小説 頂きにのびる山路
飲食事業成長軌道編
第2話「来日」
https://tsuziseppou.urv-group.com/novel05-02/