エスノグラフィー(参与観察)を成長のための経営に採り入れる
中小企業には、7つの「年商の壁」が存在します
長年に渡り、僕は、中小企業の経営者の横に付きながら、その経営の支援を行ってきました。
・サラリーマンの副業からスタートして、成長軌道にのせる経営者。
・親の経営する事業承継を行い、先代のブランドを活かしながらも、自分の独自の経営を模索する経営者
・とってはならない方法で経営し、会社とともに一旦破滅し、破産者という負の遺産を背負いながら、再起を果たした経営者
・家庭を持ちながら、その時間的なハンディを乗り越えて、会社を成長させた女性経営者。
・自分の身体を駆使しすぎて、身体を壊し、やむなく、組織化への転換を図り、成功への道を歩みだした経営者。
・自分の得意な分野を活かす事業から出発して、総合的な多角化を果たされ、成功した経営者
・親の経営を否定し、自分についてくる部下を率いて会社の哲学を見直し、高い成長を果たした経営者
・限界に至った地方の中に埋もれた商材を発掘し、それを大都会や世界に発信することで成功を掴んだ経営者
・国内では振るわない産業を、海外マーケットに移し、大成功を果たした経営者
・地元の伝統的な産業を、自分の代で、Webマーケティング主体に切り替え、成功を収めた経営者
などなど。
こう書いていると、そのお一人お一人の顔と生き様を想いだし、そのドラマの中での仕事を、
ともにできたことを、僕は、とてもうれしく思い起こします。
僕が率いているURVグローバルグループのドメインとして、タクラインに使っている言
葉 「夢をみろ! それを形にする」 は、僕の、こうした経営者のクライアントに対する
中小企業経営者の経営支援のドラマの中から、生まれた言葉です。
そんな活動の中、経営の支援には、「経営者がぶつかる壁」というものが存在する、と、僕
は、思っています。
企業と経営者の成長は、「竹の節」のようなものです。
ある節を通過すると、すーと、上昇をします。それが、次の節で止まるのです。
この次の節を苦労して乗り越えると、また、すーと上昇するのです。
今日からは、そんな、経営者のぶつかる「節」を、どう乗り越えるか、という話題を書いて
いきます。
この節を乗り越える活動こそ、僕が、マイベストプロの表題に掲げる、「5億円を突破」す
るという、コンサルティングの目標を達成するために不可欠のものなのです。
中小企業の「7つの壁」とは?
では、どんな壁があるのでしょうか?
第1の壁 年商30万円の壁 副業の小遣い稼ぎの壁
第2の壁 年商300万円の壁 固定経費突破の壁
第3の壁 年商1000万円の壁 独立の壁
第4の壁 年商3000万円の壁 組織化への壁
第5の壁 年商1億円の壁 戦略経営の壁
第6の壁 年商5億円の壁 中企業への壁
第7の壁 年商10億円の壁 目標明確化の壁
次回の、コラムから、その一つ一つを取り上げて解説して参ります。
[囲み装飾]松本尚典の中小企業経営者支援コンサルティングサービス
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