スポーツパフォーマンスアップに欠かせない「正しい重心の位置とコントロール」
こんにちは、姿勢改善トレーナーの八巻です。
今回は、前回の中腰姿勢が、上手く取れないという方のための、
ストレッチをご紹介します。
前回のおさらいを簡単にしておくと、
スポーツ動作を始める前の姿勢「パワーポジション」とは、
脚の関節が曲がり、軽い前傾姿勢を指しました。
今から動くぞ!という時に、どの方向にも素早く動ける格好です。
ゴルフのアドレスや、テニスなどの球技で球を受ける準備の時にしますよね。
この格好が良くないと、やはりパフォーマンスには影響してしまう訳です。
そこで、その姿勢をつくりやすくするべく、
それを邪魔している筋肉をストレッチしていきましょう。
スポーツに欠かせない、中腰の姿勢をつくるストレッチ
まずは、他のコラムでもたびたび登場する、
「体幹伸ばし」です。
腰やお腹が縮んでいると、姿勢が悪くなってしまいます。
あばら骨の下を持って、少し上へ持ち上げます。
こんな風に、お腹&腰の部分を引き伸ばします。
そうしたら、真上に伸びをして、もう一度お腹&腰・体幹全体を伸ばします。
次に、画像のように足を4の字に組みます。
これでお尻の筋肉をストレッチしていきます。
この時に、腰が丸まってしまったり、骨盤が後傾してしまう人は要注意!
普段も中腰姿勢が取りづらいのではないでしょうか?
こんな場合は、あおむけに寝てやってみましょう。
お尻が硬いながらストレッチ感があればOKです。
逆に上の形であまりストレッチ感の無い場合は、
股関節から少し前にお辞儀をしてみましょう。
そうするとストレッチ感が増してくると思います。
今ストレッチしたところがほぐれると、
しゃがむ時にお尻の筋肉が伸びるので、
この体勢がとりやすくなります。
このストレッチをするだけで改善する人もいれば、
これでは足りないという人もいると思いますが、
お試しいただければと思います。