【ゴルフ飛距離アップ】46歳からの、ドラコンチャレンジ開始!
こんにちは、姿勢トレーナーの八巻です。
9月に入っても暑い日が続き、体の疲れも溜まってきているように感じますが、
昨日は夜少し涼しく、夕飯を食べた後に1時間ほど気持ちよく仮眠をとれました。
次の日も午前中が休みだったので、
久々にゆっくり睡眠がとれてリフレッシュ出来ました。
しばらく反り腰などの改善記事を続けてきましたが、
これから秋になり、体を動かしやすい季節になると思うので、
スポーツ上達に必要な姿勢の意識や、体の使い方について、
このコラムでお話していければと思います。
最初の記事投稿からもう10年が経つのですが、
以前、月刊スキーグラフィックさんとコラボさせていただき、
スキーのオフトレの一つの手段として、
姿勢や歩き方を改善しようという記事をかかせていただいた事があります。
オフの時期に3シーズンにわたって、記事を書かせていただきました。
スキーの技術に関する記事が多い中、なかなか攻めた記事だったようで、
多くの反響もいただきました。
今回から、週2回ほどのペースで、
当時の記事を再編集し、スキーにとどまらず、
その他のスポーツにも通ずる姿勢・体の動かし方についての記事をすすめていきます。
今回はまず、まえがきから。
正しい姿勢・歩き方は、スポーツ上達の基がつまっている!
競技の練習中に遭遇する”どうしても出来ないこと”
そのカイゼンのカギは、日常動作の見直し
スキーの練習をしていると、
「どうしても出来ない!」という事があったり、コーチからいつも同じことを言われる」という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?逆に指導する側の人は「この人は何で同じことを何回言っても出来ないのだろう?」と思った経験をした事があるのではないでしょうか?
「どうしても出来ない」事には理由があります。やりたい動作の基になる動作が出来ていないからなのです。
例えば、普段から猫背の姿勢が目立つ人に、スキーで滑る時に「背中を丸めるな」と言っても、それは難しい話です。また、普段かかとに体重が乗っている人に「つま先側に重心を寄せろ」と言っても、なかなかすぐに出来るものではないでしょう。
スキーをはじめとするスポーツやダンスなどは、カラダの動作で言うと、いわゆる「応用動作」になります。応用動作の下には必ず「基本動作」があります。スキーその他スポーツの動作の下にある基本動作とは何でしょう?
それは、人が生きていく上で絶対に必要な「歩く」という動作です。
歩くという動作は、全身を使った人の動作の最もベースになる動きで、走る動作も基本的な動作に含まれるでしょう。スポーツにはそもそも走る事を必須とする競技も多いので、歩く・走るがきちんと出来ていないプレーヤーが一流のパフォーマンスを発揮する事は厳しいでしょう。
球技や格闘技の場合は、
パンチや投げる・蹴るなどの動作が加わりますが、
これも実は歩く・走るという人体の基本動作の上にある応用動作に過ぎないので、
きちんと正しい歩き方を修得していけば、競技動作に対応する幅が広がると思います。
月刊スキーグラフィック 2013年8月号より抜粋(一部加筆)
動作の基本は「歩く」ことで、それをしっかり習得することが大事だと、
当時から説いていました。
ここに補足をすると、正しい歩き方とは何ぞやという事ですが、
細かい要素はたくさんありますが、
やはり股関節を正しく曲げ伸ばしする動作や、回旋動作がきちんと入っているか、
そして、体が常に左右の足の上にあり続けているか、といったところが、
動作の中にしっかり含まれているかが重要です。
キレイに歩いているように見えても、それらが歩きの動作の中に含まれていないなら、
競技力アップには全く関係ありません。
そんな「スポーツの競技力がアップする歩き」の習得のために、
必要な考え方・トレーニング法を順にお伝えしていきましょう。
次回をお楽しみに。