【スキー・ゴルフの身体操作】重心は、常に両足の間に置いておくべし!
こんにちは、姿勢トレーナーの八巻です。
姿勢を通じて体のトラブル・スポーツパフォーマンスの根本を探り、
改善に導くパーソナルトレーニングを提供しております。
東中野にあります店舗の他、
出張でのトレーニングも承ります。
ケガ・故障をしないすごさ
スポーツを長く続け、そして上達していくために必要なことって、
たくさんあると思います。
でもやはりこれ一番大事だなと思うのが、
「ケガをしない事」ではないでしょうか?
前回のコラムでも取り上げた、大谷翔平選手。
投打で試合に出続け、両方でリーグトップクラスの数字を残しています。
日本のプロ野球で二刀流を始め、メジャーリーグに行ってからも継続し、
成績はむしろ年々上昇している感すらあります。
技術的にすごいのは言うまでもありませんが、
それ以上に、投打で出ずっぱりの状態が続いているにもかかわらず、
大きな故障での長期離脱がほとんど無いことが驚きです。
普通のプレーヤーの2倍働いている訳ですから、
体が壊れるリスクもそれだけ高いはずです。
圧倒的な成績にも驚くばかりですが、
投打両方で試合に出続けている事が、そもそもすごい事です。
プロで一流の成績を残すには、試合に出て結果を残すことが求められます。
名前が残っている選手は、パフォーマンスの高さもそうですが、
それで試合に出続ける体の強さを持っていることになりますね。
ケガでスポーツをあきらめるのは、避けたい。
各スポーツの世界でも、将来を嘱望されながら、
ケガ・故障で大きな戦績を残せなかったという選手が多いです。
競技中の接触や転倒などでのケガはやむを得ないとしても、
例えばすぐ肉離れをしてしまうとか、捻挫をしやすいとか、
そういうケースは、体の使い方や、骨格の調整を行う事で、
ケガのリスクを軽減出来る可能性も残しています。
ボールを投げる時に、肩やひじに他の人より負担のかかる投げ方をしていれば、
他の人より早く肩ひじが壊れるでしょうし、
骨盤・大腿骨・脛骨の並びが悪ければ、
足を着く時に関節の曲がり方が良くなくなるので、
痛めるリスクが上がります。
これは、トップを目指すアスリートでも、一般の愛好者でも同じです。
人によっては、関節の可動域が他の人より広い事で
高いパフォーマンスを得る場合もありますが、
多くの場合は、ケガのリスクが高いフォームでは、
パフォーマンスも頭打ちになる事が多いです。
大谷選手があれだけのパフォーマンスを発揮しつつ、
大きな故障もしないのは、骨格の配置と体の使い方が、
高い次元で理にかなったものになっているのでしょうね。
無事之名馬という格言がありますが、
ケガをしやすいというアスリートの方・一般愛好者の方、
まずはケガをしにくい体づくりに挑戦してみてはどうでしょうか。