【動画】おやすみ前に体スッキリ!「15分で出来るミニストレッチ」
こんにちは。
姿勢トレーナーの八巻です。
先日、ワクチンをうってきました。
次の日に軽い打撲後のような感覚がありましたが、
特に体調には変化が無く済みました。
この後2回目の接種後にどうなるかですね。
今回はこちらに関する事で、思うことをちょっと書いてみたいと思います。
ワクチンの効果って、
「うったからもう感染しないね!」では無かったですよね?
まず、このワクチンについてなんですけど、
ワクチン接種の効果について誤解している人が多いなというのを感じます。
何か「ワクチンをうったから、マスクを外して自由にしてもいいんだ!」
というように、ワクチンをうったら新型コロナにかからないと思っているのか?
という言動をする人がいますが、
これって大きな誤解だと思うんですが、違いますか?
ワクチン接種の効果というのは、
あくまで感染しても発病しない・
もしくは発病しても重症化を防ぐという効果であって、
感染しないという効果は無かったはずです。
体内に入ったウィルスを体内でやっつける力を高めるためのものですよね。
だから感染はすると考えないといけなかったと思います。
という事は、ワクチンをうったからといって今までに戻してしまうと、
無症状かもしれないが感染はする可能性は充分にあるという事です。
そういう人が市中にたくさんいれば、感染は当然広まるはずです。
日本も今感染が急速に拡大していますが、
ワクチン接種が進んだ他の国でも感染が拡大しています。
その原因の一つとして、ワクチンに対する人々の誤解もあるのではないかと、
素人ながら勝手に思っているところです。
ただ、前述したように
重症化を防ぐ効果はあると思いますので、
全世代に早く行き渡らせて少しは今の状況が好転すればと思います。
40代・50代の感染拡大は、
「自分はかからない」という慢心が原因では?
もう一つ、少し前にニュースで聞いたある調査の結果について、
すごく驚いた事がありました。
それは
日常生活で新型コロナウイルスに感染すると思わないと考える人が、
40代から50代ではおよそ半数に上る
という事がある大学の調査でわかったというニュースです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210808/k10013188871000.html
本当ならこの数字、ビックリですよね!
半分の人が、「自分はコロナにかからない」って思っているって・・・
どんだけ自信があるのか、他人事なのか・・・
私なども20年ほどかぜやインフルなどで発熱をした事も無ければ、
病気一つした事が無いおかげ様で健康体ですが、
だからと言って「自分に限ってコロナにかかることは無いだろう」などとは
一回も思った事がありません。
毎日基本的な手洗い・うがいを普段からやっていましたが、
この期間はより念入りに、時にはうがい薬を使い、
洗顔も行ったりしています。
こういう基本的な事に加え、普段はマスクをし、
人の多く集まるところにはいかない・つるまないという事を徹底しています。
こういう事をしていても、かかる時はかかるものだとは思いますが、
やれることはきちんとやっておこうという認識で、続けています。
だから、「自分はかからないだろう」と思っている人の気が知れないんです。
それが同世代の半数もいるなんて。
その自信の根拠は何なのだろうと。
是非聞いてみたいものです。
40代・50代の皆さん、自分を過信していませんか?
感染対策についての質問でも、
「自分の感染対策は万全だ」と答えている人が意外と多かったように思います。
これって、あくまで自分の主観なので、
「自分では万全だと思っている」けど、
客観的に見たらそうでもないのかもしれません。
私も先ほどしている対策を書きましたが、
これを万全とは思わないですね。
今現在出来る中で出来る限りの事はしていますが、
素人考えでやっている事で、まだ傍からみれば足りないし、
間違っているかもしれないので。
結構こういう事ってフィットネスやスポーツ指導の現場でも多くあります。
例えばシェイプアップの相談を受けた時に、
「運動して食べる量も減らしているのに痩せないんです」
と言われて運動量や食べる物の量を詳しく調べると
全然量が足りていないというのがよくあります。
本人的には頑張っているつもりでも、
客観的にはまだまだ足りないよという感じですね。
逆にモデルの人などが
「ずっとキレイなスタイルを維持されてますが、秘訣は?」と聞かれると、
「いいえ、結構ご飯も食べますし、特に何もしていないですよ」
なんて肩すかしをくらう事もありますよね。
多分これは半分謙遜半分本心で、
「秘訣や努力なんて言う程の事では無い」と思っているのかもしれません。
この人にとっての努力は、普通の人のそれより何段も上の物なのでしょうね。
感染予防でも、このくらいやらないと万全では無いねというレベルに、
本人の思う万全が達していないパターンが意外にあるのではないでしょうか?
他には、コロナ下でもそうですが、他人を攻撃したがる人っています。
こういう人達も、「自分はかからない」と考えている事が多いのではないでしょうか?
そしてもし自分がかかったら、
「自分はちゃんとやってた。○○が悪い」と言うと思います。
不安を払拭するのに自分が努力をするのではなく、
他人に行動を強いたり、その行動を批判したりする人です。
たまに電車などで、ちょっと咳をした人がいただけでそこを離れるような人がいますが、
そんなにイヤなら電車に乗らなければいいだけの話だと思います。
そういうリスクのある所に来ているのは自分なのですから。
他人を批判する前に、自身の行動を改めればいいじゃないですか。
私も40代ですが、
40代・50代というと人生経験もそれなりにあり、
社会的地位も上がってきますので、「自分は出来ている」
「自分に限ってそんな事はない」と
自身を過大評価しがちになって来るのかもしれません。
そういうマインドが、コロナに対する意識にも出ているような気がします。
コロナに対してそういう認識になっているなら、
これは普段の職場・生活でもそうなっている可能性が高いです。
自分を特別扱いしない事。
自分は出来ていると安易に慢心しない事。
結果を他人のせいにしない事。
こういう時にこそ自分が物事・他人に対してどのように振る舞っているか、
もう一度確認をし、謙虚になってみるといいのではないでしょうか?
こういうコロナ禍の下でまた違った角度から、
人の心の持ち方・考え方って見えるのだなと感じましたという事で、
今回はカラダでは無く、「心の姿勢」のお話でした。